天才ゲームメーカーと天才リベロ V4【イナイレ】 (ページ39)

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第188話-ザ･ジェネシス戦- ページ39

円堂｢吹雪？｣

吹雪君は、豪炎寺君と一緒に上がっていく。

ウルビダ｢速い！今までの動きとは違う！｣

壁山｢吹雪さん！｣

吹雪｢これが、完璧になることの答えだ！

ウルフレジェンド！｣

ネロ｢プロキオンネット！なに！？うわあっ！｣

ﾋﾟﾋﾟｰｯ!

角馬｢ゴォール！吹雪の新必殺技が炸裂！同点だ！｣

円堂｢やった！凄いぜ、吹雪！｣

皆は、吹雪君に駆け寄った。

私は、皆と一緒に笑い合っている吹雪君を見て、微笑んだ。

試合が再開して、グランが物凄い速さで、雷門ゴールに上がってくる。

グラン｢流星ブレード！｣

立向居｢俺だって、雷門の一員なんだ！

ムゲン･ザ･ハンド！｣

円堂｢立向居！｣

綱海｢いいぞ！遂に取ったな！｣

立向居｢はい！究極奥義は進化するんだ！俺が諦めない限り、何度でも！｣

吹雪君は、辛い過去に立ち向かって、もう一度フィールドに戻ってきた。

立向居君は、諦めずに究極奥義を進化させた。

私だって…

皆の役に立ちたい！

楽しいサッカーを取り戻したい！

だって…

『Aちゃん、サッカーやろうよ。』

それがヒロト君(・・・・)…貴方が教えてくれたサッカーだから！

グラン｢流星ブレード！｣

私は、ゴールの前に走った。

円堂｢A！？｣

A｢これ以上、ゴールは入れさせない！

ミルキーウェイ！｣

私の周りに星達が瞬き、ヒロト君のシュートを止めた。

グラン｢なに！？｣

角馬｢鬼道姉の新必殺技、ミルキーウェイが炸裂！ジェネシス追加点ならず！｣

鬼道｢義姉さん！｣

皆が、私に駆け寄ってくる。

A｢…ただいま、皆。｣

私は、皆に笑いかけた。

鬼道｢義姉さん…記憶が戻ったのか？｣

A｢うん。全部思い出したよ。｣

円堂｢A！｣

吹雪｢Aちゃん！｣

私は、ヒロト君を見た。

A｢私はやっぱり、あの頃みたいにヒロト君達と楽しいサッカーがしたい！
だから、この試合に勝って思い出してもらう！本当のサッカーの楽しさを！｣

グラン｢…｣

ヒロト君は何も言わず、歩いていった。