天才ゲームメーカーと天才リベロ V4【イナイレ】 (ページ4)

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第153話-ダイヤモンドダスト戦- ページ4

鬼道｢壁山！アフロディがフリーだ！｣

壁山｢え？でも…｣

鬼道｢パスするんだ！｣

壁山｢は、はいっす！｣

アフロディ｢あっ…｣

ﾋﾟﾋﾟｰｯ!

壁山君のパスは、ピッチの外に出てしまった。

角馬｢残念！これも合わなかった！やはりまだリズムが掴めていないのか？｣

一之瀬｢フレイムダンス！｣

角馬｢さぁ、今度は雷門が攻め上がる！｣

一之瀬｢…豪炎寺！｣

一之瀬君は、何故かマークの厳しい豪炎寺君にパスを出した。

豪炎寺｢…！｣

角馬｢あっと、ダイヤモンドダストのカウンター攻撃だ！｣

ガゼル｢私を止められるのかな？｣

綱海｢舐めんな！…！｣

角馬｢おっと、綱海！フェイントで躱された！｣

ガゼル｢もらった！｣

円堂｢ふっ！｣

角馬｢止めたァ！円堂、ナイスセーブ！｣

ガゼル｢やるじゃないか。だが、チームは噛み合ってないようだ。崩すのは容易いな。｣

ガゼルが、私の横を通り過ぎる。

ガゼル｢君の足は、どこまで耐えられるのかな？｣

A｢…！｣

角馬｢雷門、再び攻め込まれた！｣

木暮｢旋風陣！ウッシッシ！どんなもんだい！｣

ガゼル｢いい気になるな！｣

木暮｢…！｣

木暮君は、咄嗟にパスを出した。

綱海｢おい、遠いぞ！｣

ガゼル｢パスが乱れたぞ！奪え！｣

A｢ッ！｣

私は、痛む足を我慢して、ボールを取った。

A｢…アフロディ君！｣

私は、アフロディ君にパスを出した。

アフロディ｢行くよ。｣

角馬｢初めてアフロディにボールが渡ったァ！｣

ガゼル｢お手並み、拝見だな。｣

アフロディ｢ヘブンズタイム！｣

ガゼルが、アフロディの前に立つ。

ガゼル｢堕落したものだ。君を神の座から引きずり下ろした、雷門に味方するとは。｣

アフロディ｢引きずり下ろした？違う。彼の…円堂君の強さが、僕を悪夢から目覚めさせてくれた。新たな力をくれたんだ。｣

ガゼル｢君は神のアクアがなければ…何も出来ない！｣

アフロディ｢そんなもの必要ない。｣

アフロディ君は、ガゼルを抜いた。

アフロディ｢見せよう…生まれ変わった僕の力を！

ゴッドノウズ！｣

円堂｢これは…！｣

鬼道｢前よりもパワーアップしている！｣

ﾋﾟﾋﾟｰｯ!

角馬｢ゴォール！アフロディのゴッドノウズが、決まったァ！｣