天才ゲームメーカーと天才リベロ V4【イナイレ】 (ページ25)

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第174話-カオス戦- ページ25

綱海｢よし！俺達も負けてられないぜ！｣

壁山｢これ以上、点はやらないっす！｣

綱海｢うおりゃあああっ！｣

壁山｢ザ･ウォール！｣

角馬｢円堂のワンプレーで、流れが変わったか！？雷門、堅い守りでカオスのシュートを尽く防いでいる！｣

一之瀬｢よし、俺達も点を入れていくぞ！｣

円堂｢一之瀬！｣

角馬｢一之瀬が一気に上がっていく！｣

｢イグナイトスティール！｣

一之瀬｢うわあっ！｣

円堂｢土門！｣

｢フローズンスティール！｣

土門｢だああっ！｣

角馬｢どうした、雷門！ボールが繋がらないぞ！｣

一之瀬｢フレイムダンス！｣

｢ふっ！｣

角馬｢一之瀬、躱された！｣

一之瀬｢そんな馬鹿な！｣

角馬｢カオス、完全にボールを支配しているぞ！
完璧な試合運びだ！｣

塔子｢あっ！｣

角馬｢雷門、ボールを奪われたァ！｣

｢リオーネ！｣

角馬｢またもや、カオスの攻撃だ！試合は完全にカオスペース！しかも得点は、10対0！
残り時間僅か！雷門、攻撃の糸口が見い出せないまま、前半を終えるのか？｣

｢こっちだ！ネッパー！｣

｢…ヒート！｣

｢…！｣

A｢…？｣

｢ネッパー！｣

｢バーラ！｣

｢ドロル！｣

｢ボンバ！こっちだ！｣

A｢…｣

さっきから、ネッパーはある特定の選手にしかパスを出さない。

もしかして…

｢ヒート！｣

A｢ふっ！｣

私は、ネッパーのパスをカットした。

ネッパー｢！？｣

角馬｢鬼道姉がボールをカットした！｣

A｢有人君、円堂君！｣

角馬｢ここでリベロの円堂が上がっていく！
なんと！円堂と鬼道と鬼道姉が、同時にジャンプ！新しい必殺技か？
いや、違う！これは帝国学園の必殺技、デスゾーン！だが、何だこの回転は！？｣

鬼道｢デスゾーンが帝国の意思統一から生まれた必殺技だとすれば…デスゾーン2は個性のぶつかり合い。｣

A｢デスゾーンがたし算なら…｣

円堂｢俺達のデスゾーン2は、かけ算だ！｣

A･円･鬼｢デスゾーン2！！！｣

｢バーンアウト！うおおっ…どわあっ！｣

ﾋﾟﾋﾟｰｯ!

角馬｢決まったァ！新必殺技デスゾーン2で、雷門得点！｣