天才ゲームメーカーと天才リベロ V4【イナイレ】 (ページ20)

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第169話ページ20

ﾋﾟﾋﾟｰｯ!

後半が始まり、私達は上がっていく。

A･円･鬼｢デスゾーン！！！｣

デスゾーンはまた、途中で威力が落ちてしまった。

円堂｢今のもダメか…｣

A｢タイミングは合ってるはずなのに…｣

鬼道｢どうすれば…｣

源田｢鬼道にボールを集めるんだ！｣

鬼道｢源田…｣

寺門｢とことん付き合うぜ！｣

A｢寺門君…｣

協力してくれている皆のためにも、完成させたい。

完成させなくちゃ。

円堂｢鬼道、タイミングは帝国の時も同じなんだよな？｣

鬼道｢あぁ、全く同じだ。…！義姉さん、円堂！｣

A｢そっか！｣

辺見｢行け！｣

寺門｢鬼道、A！｣

私達は、飛び上がった。

A･円･鬼｢デスゾーン！！！｣

デスゾーンは、威力が弱まることなく、ゴールに入った。

A｢やったぁ！｣

円堂｢鬼道！｣

鬼道｢あぁ、デスゾーンの完成だ！｣

壁山｢凄い！凄いっす！｣

デスゾーンの完成に、皆喜んでくれる。

円堂｢でも、どうして出来たんだ？｣

鬼道｢タイミングだ。｣

A｢帝国と雷門は違うチーム。雷門には雷門のタイミングがあるんだよ！｣

円堂｢そうか！俺達3人のタイミングで打ったから、出来たのか！｣

鬼道｢あぁ。成功したのは、皆のお陰だ。｣

A｢ありがとう！｣

佐久間｢いや、お前達の努力の成果だ。
それに、これで終わりじゃないんだろ？｣

円堂｢どういうことだ？鬼道。｣

鬼道｢デスゾーンを超える必殺技の特訓だ。｣

ﾊﾞｰｰﾝｯ!!

一之瀬｢なんてシュートだ…｣

円堂｢凄い…凄いぞ、鬼道！｣

鬼道｢これが…デスゾーン2だ！｣

A｢デスゾーン2！｣

円堂｢いける！これなら、エイリア学園にも通用する！｣

鬼道｢うん。｣

佐久間｢やったな、鬼道、A。
帝国のチームカラーは、全員の意思統一。
雷門は、うちとは全然違って、個性のぶつかり合いだ。
お前はそれを利用し、デスゾーンをデスゾーン2に成長させた。デスゾーン2は、雷門だからこそ…お前が雷門の一員になったからこそ、出来た必殺技なんだ。
お前の個性が発揮される、1番耀く場所は雷門なんだ。いいチームを見つけたな。｣

鬼道｢佐久間…｣