第146話 ページ47
試合が終わって、皆が豪炎寺君に駆け寄る。
私は、吹雪君の手を握ったまま、その様子を見ていた。
デザーム｢馬鹿な…私が負けただと…？有り得ぬ…有ってはならぬ…我々はエイリア。イプシロン改なのだ！ん？｣
円堂君は、デザームに手を差し出した。
円堂｢地球では、試合が終われば、敵も味方もない。
お前達のしていることは許せないけど、俺は、サッカーの楽しさをお前達にも分かってほしいんだ。｣
デザーム｢…｣
円堂｢へへっ！｣
デザーム｢…！｣
デザームは、私を見た。
A｢…？｣
私は、首を傾げた。
デザーム｢…次は、必ず勝つ。｣
デザームは少し微笑んで、円堂君の手を取ろうとした。
その瞬間、青白い光と共に、男の子が現れた。
デザーム｢ガゼル様！｣
ガゼル｢私はマスターランクチーム、ダイヤモンドダストを率いるガゼル。
君が円堂か？新しい練習相手が見つかった。｣
円堂｢…！｣
ガゼル｢今回の負けで、イプシロンは完全に用済みだ。｣
ガゼルは、手を上げた。
デザーム｢…！｣
デザームは円堂君から離れて、少し微笑んだ。
円堂｢…！｣
ガゼルが手を振り下ろすと、イプシロンの皆は光と共に消えてしまった。
円堂｢そんな…｣
ガゼル｢円堂守。君と戦える日を、楽しみにしている。｣
鬼道｢ダイヤモンドダストのガゼル…一体あとどれくらいエイリア学園にはチームがあるんだ？｣
円堂｢豪炎寺！｣
円堂君は、豪炎寺君にボールを投げた。
豪炎寺｢円堂…｣
豪炎寺君は、円堂君を見た。
円堂｢分かってるって。｣
豪炎寺｢…！｣
円堂｢おかえり、豪炎寺！｣
豪炎寺君の蹴ったボールを受け止めて、円堂君は笑った。
豪炎寺｢皆…｣
土門｢待たせやがって！｣
壁山｢本当っすよ！｣
豪炎寺｢ありがとう。｣
豪炎寺君は、瞳子監督を見た。
豪炎寺｢監督！｣
瞳子｢おかえりなさい、豪炎寺君。｣
豪炎寺｢ありがとうございました！｣
豪炎寺君は、瞳子監督に頭を下げた。
皆｢えぇ！？｣
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条介嫁 - 今更ながら初コメ失礼します。鬼道オチのを見た後見つけちゃってまたまた拝見させてもらってます！！と、ここで初コメながら……条介オチ作ってください!! (11月30日 9時) (
レス) id: c880e5c60f (このIDを非表示/違反報告)
苺の花(プロフ) - 美味しい木材さん» ありがとうございます^ ^ (2019年10月20日 20時) (レス) id: e27dc06978 (このIDを非表示/違反報告)
美味しい木材(プロフ) - ものすごく面白いです！更新頑張ってください！ (2019年10月20日 20時) (レス) id: 9f6bf4ed89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺の花 | 作成日時：2019年10月9日 16時
