第143話-イプシロン改戦- ページ44
円堂｢俺？｣
デザーム｢宣言する。正義の鉄拳を破るのは、この私だ。｣
円堂｢なっ…｣
試合が再開した。
デザームは有人君からボールを奪って、一気に雷門ゴールに迫っていく。
角馬｢速くて強いドリブル！これがキーパーだとは、とても信じられない！｣
デザーム｢覚悟はいいか？｣
円堂｢来い！｣
デザーム｢グングニル！｣
円堂｢正義の鉄拳！なに！？うわっ！｣
ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
円堂｢そ、そんな…｣
木野｢正義の鉄拳が…｣
デザーム｢言い忘れたが、私の本来のポジションはGKではない。FWだ。｣
鬼道｢まさか…｣
円堂｢じいちゃんの…究極奥義が…｣
角馬｢鉄壁崩壊！なんと、完全無欠の防御を誇る正義の鉄拳が打ち砕かれたァ！｣
ﾋﾟﾋﾟｯ!ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
角馬｢そして、ここでホイッスル！イプシロン改1点リードで、前半終了！｣
皆が、ベンチに戻ってくる。
皆、元気がない。
綱海｢なぁに！正義の鉄拳が通用しねぇなら、その分、俺達が頑張りゃいいだけだ！だろ？｣
壁山｢そ、そうっすよ！俺、頑張るっす！｣
一之瀬｢でも、点を取らなければ勝てない。｣
鬼道｢チャンスがあれば、積極的にシュートを狙っていこう。
今キーパーをしてるゼルが、デザームより実力が劣るとすれば、俺達にもゴールチャンスはあるはずだ。必ず点を取ろう。そして勝つんだ！｣
皆が、ポジションにつく。
デザーム｢おい、お前。｣
デザームは、私を指差した。
A｢え？｣
デザーム｢出てこい。私が興味あるのは、後はお前だけだ。｣
A｢…｣
私は、瞳子監督を見た。
瞳子｢この子を試合に出すわけにはいかないわ。｣
デザーム｢何故だ？｣
瞳子｢貴方は知らなくていい。｣
デザーム｢そうか。では、ここまでだな。私のお前達に対する興味はなくなった。
よって、今からはお前達を潰しにいく。覚悟しろ。｣
ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
角馬｢雷門中対イプシロン改！後半開始！雷門、逆襲なるか？｣
浦部｢…！速すぎや！｣
鬼･一･立｢だああっ！｣
角馬｢デザーム！雷門の選手を蹴散らし、一気にゴールに迫っていく！｣
円堂｢今度こそ…｣
デザーム｢グングニル！｣
塔子｢簡単にはやらせないよ！
ザ･タワー！｣
壁山｢ザ･ウォール！｣
壁･塔｢うわあっ！｣
円堂｢正義の鉄拳！だあっ！｣
角馬｢またも正義の鉄拳が打ち砕かれたァ！｣
綱海｢入れさせねぇ！うおおっ…｣
角馬｢綱海が飛び込んできた！だが、グングニルの勢いの方が上だァ！｣
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条介嫁 - 今更ながら初コメ失礼します。鬼道オチのを見た後見つけちゃってまたまた拝見させてもらってます！！と、ここで初コメながら……条介オチ作ってください!! (11月30日 9時) (
レス) id: c880e5c60f (このIDを非表示/違反報告)
苺の花(プロフ) - 美味しい木材さん» ありがとうございます^ ^ (2019年10月20日 20時) (レス) id: e27dc06978 (このIDを非表示/違反報告)
美味しい木材(プロフ) - ものすごく面白いです！更新頑張ってください！ (2019年10月20日 20時) (レス) id: 9f6bf4ed89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺の花 | 作成日時：2019年10月9日 16時
