第136話 ページ37
木野｢円堂君！｣
立向居｢円堂さん！｣
皆が、円堂君に駆け寄る。
木野｢円堂君！今のって！｣
立向居｢ギューンですよね？円堂さん！ダン！ギューン…ドカーン！
今のは絶対正義の鉄拳ですよ！｣
一之瀬｢円堂、そうなのか？｣
鬼道｢円堂！｣
壁山｢キャプテン！｣
塔子｢とうとうやったんだな！｣
円堂｢うーん…なのかな？｣
土門｢なのかな？｣
円堂｢確かに、ギューンって感じだったけど、俺無我夢中でどうやって出したか、全然覚えてないんだ。｣
木野｢全然？｣
円堂｢うん、全然。｣
綱海｢すげぇな、円堂！｣
円堂｢え？｣
綱海｢あれ、サーファーが波にのまれそうな時、ボードから吹っ飛ばされねぇようにする時の動きだぜ。こうやって、腰入れてよ。｣
綱海君が、その動きを再現してくれる。
円堂｢そうか！あの時俺、こうやって腰を入れて！｣
円堂君も、それを真似する。
綱海｢え？違うだろ。こうだよ、こう！｣
円堂｢え？こうか？｣
綱海｢違うよ。こうだって！｣
円堂｢え？じゃあ、こうか？｣
綱海｢ちっがーう！こうだって！｣
円堂｢分かった！こうだろ？｣
目金｢どこが違うのか、僕には全然分かりませんけどね。｣
綱海｢やっぱ、まぐれか。まっ、そう簡単に出来る動きじゃねぇからな。｣
円堂｢綱海、俺にサーフィンを教えてくれないか？｣
綱海｢え？｣
円堂｢俺、その動きマスターしたいんだ！マスターして、必殺技を完成させたいんだ！｣
綱海｢やめとけやめとけ。マスターって…素人がやって簡単に出来る動きじゃねぇんだぜ？｣
円堂｢俺、覚えたいんだ！どうしても！覚えて、完成させたいんだ！｣
綱海｢そりゃ、気持ちは分かるけどよ…気持ちだけじゃ出来ないこともあんだからさ。｣
円堂｢でも綱海、お前には出来たよな？｣
綱海｢俺に？｣
円堂｢綱海だって、サッカーやったことほとんどないのに、あんな凄いシュート打てたじゃないか。どうしても点を入れたいっていう気持ちがあったからだろ？
綱海、頼む！綱海！｣
綱海｢…分かったよ！適わねぇな。教えてやるよ！
でもいいか？海ってのは、半端じゃねぇんだ。手は一切抜かねぇからな！｣
円堂｢あぁ！ありがとう、綱海！
よーし、そうと決まれば、早速特訓だ！｣
一之瀬｢じゃあ、俺達も練習するか！｣
大海原中監督｢いやぁ、ナイスゲームだった！ナイスゲームの後は、ナイスなバーベキューでノッてくぞー！｣
｢イェーイ！！｣
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条介嫁 - 今更ながら初コメ失礼します。鬼道オチのを見た後見つけちゃってまたまた拝見させてもらってます！！と、ここで初コメながら……条介オチ作ってください!! (11月30日 9時) (
レス) id: c880e5c60f (このIDを非表示/違反報告)
苺の花(プロフ) - 美味しい木材さん» ありがとうございます^ ^ (2019年10月20日 20時) (レス) id: e27dc06978 (このIDを非表示/違反報告)
美味しい木材(プロフ) - ものすごく面白いです！更新頑張ってください！ (2019年10月20日 20時) (レス) id: 9f6bf4ed89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺の花 | 作成日時：2019年10月9日 16時
