第58話 ページ9
次の日。
漫遊寺のグラウンドに、禍々しい光が放つ。
鬼道｢現れたな！｣
私達は、漫遊寺中に向かった。
漫遊寺中のグラウンドに着くと、漫遊寺の生徒とイプシロンが向き合っていた。
｢何度言われても答えは同じです。私達に、戦う意思はありません。｣
デザーム｢ならば仕方ない。｣
デザームが黒いサッカーボールを掲げて、イプシロンの選手がボールを蹴った。
ﾄﾞｰｰﾝｯ!!
｢私達の学校が！｣
｢やむを得ません。その勝負、お受け致しましょう！｣
ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
｢遠慮はいりません！邪悪なる魂に天罰を下すのです！｣
ﾋﾟﾋﾟｯ!ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
6分後、漫遊寺の選手達は全滅していた。
染岡｢あいつら、本当に6分で決めやがった…｣
一之瀬｢これが、ファーストランクチームの力…｣
栗松｢ジェミニストームとは比べ物にならないくらい強いでやんす！｣
デザーム｢やれ。｣
デザームが、サッカーボールを掲げる。
円堂｢待て！まだ、試合は終わっちゃいない！俺達が相手だ！｣
デザーム｢お前達が？ふっ、いいだろう。｣
音無｢あの、木暮君を入れてくれませんか！？｣
皆｢木暮！？｣
音無｢木暮君だって、サッカー部の一員です！｣
染岡｢でも、補欠だろ。大丈夫かよ？そんな奴入れて。｣
土門｢下手にウロチョロされると、かえって邪魔になるし。｣
音無｢そんなことないです！木暮君なら、大丈夫です！だからお願いです！お願いします！キャプテン、お願いします！｣
円堂｢分かったよ、音無。｣
皆｢えぇ！？｣
音無｢キャプテン！｣
円堂｢いいですよね？監督。｣
瞳子｢好きにすればいいわ。｣
音無｢ありがとうございます！さっ！｣
木暮｢いっ、いや…でも、俺…｣
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作者名：苺の花 | 作成日時：2019年10月5日 21時
