第81話 ページ32
｢何やっとんのや、リカ！練習時間、とっくに過ぎてんで！
あっ、リ、リカ…？｣
｢香津世…｣
｢えっ、嘘…皆！リカが結婚相手見つけたで！｣
｢結婚相手！？｣
栗松｢なんか、大変なことになってきたでやんすね。｣
壁山｢やっぱり一之瀬先輩、このままここに残っちゃうんすか？｣
風丸｢どうすんだよ、円堂。｣
円堂｢どうするって言われても…｣
目金｢こうしたら、どうでしょう？｣
円堂｢ん？｣
皆｢サッカーで決める！？｣
目金｢試合で勝ったチームが、一之瀬君を連れて行けるんです。｣
木野｢目金君！｣
目金｢心配いりませんよ。相手は女子チーム。僕達が負けるはずないじゃないですか！｣
木野｢だから、そういう問題じゃなくて…｣
｢それおもろいな！｣
木･目｢え？｣
｢それで決まりや。ほな、早速始めよか！行こっ、ダーリン♡｣
一之瀬｢ちょっと！｣
目金｢さっ、そうと決まったら行きますよ！さっさとやっつけて、終わらしちゃいましょう。｣
木野｢ちょっ…ちょっと、目金君…｣
夏未｢やるしかなさそうね。｣
円堂｢え？あぁ…｣
場所は変わって、河川敷のグラウンド。
角馬｢雷門ファンの皆さん、お待たせしました！
本日はここ大阪から、一之瀬の運命をかけた一戦！雷門中対キュートでシックでクールな大阪ギャルズCCCの試合をお送りいたします！｣
円堂｢しまっていこうぜ！｣
木暮｢よーし、決めるぞ！旋風陣！｣
塔子｢ったく、目金の奴余計なこと言って…何で、こんなチームと試合しなきゃいけないんだよ？｣
｢フレッ！フレッ！ギャルズ！そんな東京もんに負けたらあかんで！｣
｢任しとき！ウチが必殺つうてんかくシュート、ぶち込んだるで！｣
皆｢つうてんかくシュート！？｣
｢そんなシュートあったっけ？｣
｢アホやな。そんなん適当に言うとったらええねん。どうせ、分からへんねんから。｣
A｢…(汗)｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 46人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：苺の花 | 作成日時：2019年10月5日 21時
