第75話 ページ26
鬼道side
源田｢佐久間…佐久間！佐久間！佐久間…｣
鬼道｢くっ…影山あああっ！！｣
俺は、影山のところに向かった。
鬼道｢佐久間をあんな目にあわせて満足か！？｣
影山｢満足？出来るわけなかろう！常に勝利する、最高のチームを作り上げるまではな！｣
鬼道｢くっ…｣
影山｢これまで私が手がけた最高の作品を教えてやろう！それは、鬼道…お前だ！｣
鬼道｢…！影山あああああっ！！！｣
ﾄﾞｰｰﾝｯ!!
真･帝国学園は爆発し、海に沈んでいった。
鬼道side終了
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ﾄﾞｰｰﾝｯ!!
真･帝国学園は爆発し、海に沈んでいく。
佐久間｢悪いな、鬼道、A。久しぶりだっていうのに、握手も出来ない…｣
鬼道｢構わない。｣
佐久間｢お陰で目が覚めたよ。でも、嬉しかった…一瞬でも、お前達の見ている世界が見えたからな。
体治ったら…またサッカー一緒にやろうぜ…｣
鬼道｢あぁ、待ってる。｣
源田｢A…体大丈夫か？｣
A｢私は大丈夫だよ…それより、自分の体を心配して…｣
源田｢ふっ…相変わらず自分は二の次…だな…
なぁ…体が治ったら、俺も一緒にサッカーしていいか…？｣
A｢もちろんだよ…私も有人君も待ってるから…｣
私は、源田君の手を握った。
ﾋﾟｰﾎﾟｰﾋﾟｰﾎﾟｰ…
ｽﾞｷｯ!
A｢うっ！｣
ﾄﾞｻｯ!
鬼道｢義姉さん！｣
円堂｢A！｣
木野｢Aちゃん！｣
私は、有人君達の声を最後に、意識を失った。
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鬼道side
義姉さんは、禁断の技を2回くらって、気を失ってしまった。
俺はいつだって、義姉さんに守られてきた。
さっきだって、俺を守るために義姉さんは…
義姉さんにとって、俺を守ることは当たり前のことなんだろう。
俺にとって春奈を守るのが、当たり前のように。
でも…いつか義姉さんが無理のしすぎで、ボロボロになる気がして、俺は心配で堪らない。
義姉さん…頼むから、無理はしないでくれ。
鬼道side終了
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作者名：苺の花 | 作成日時：2019年10月5日 21時
