第22話 ページ23
FF全国大会当日。
角馬《全国中学サッカーファンの皆様！遂に、この日を迎えました！
今ここ、FFスタジアムは、かつてないバトルの予感に早くも興奮の靭と化しております！
各地域より激戦を勝ち抜いてきた強豪チームが、今日より日本一の座をかけて、更なる激闘に臨みます！
では、ご紹介しましょう！近畿ブロック代表、戦国伊賀島中学！
続いて、関東ブロック代表、雷門中学！この雷門中学は、地区予選大会において、あの帝国学園を下した恐るべきチーム！伝説のイナズマイレブン再びと、注目が集まっております！
更に昨年の優勝校、帝国学園が特別出場枠にて参戦！関東ブロックで地区予選決勝において、雷門中との死闘を繰り広げながらも惜敗した帝国！特別枠にて、王者復活を狙います！》
円堂｢足の怪我はもういいのか？｣
鬼道｢人のことより、自分の心配をしろ。全国は、今までとは違うんだぞ。｣
円堂｢だから、燃えるんだろ？｣
鬼道｢俺達に勝っておきながら、このスタジアムで無様に負けたら、許さんからな。｣
円堂｢おう。帝国こそ、負けんなよ。｣
A｢負けないよ！雷門との再戦、楽しみにしてるからね！｣
円堂｢おう！｣
角馬《そして、残る最後の一校。推薦招待校として、世宇子中学の参戦が承諾されております！》
円堂｢世宇子？｣
A｢聞いたことないね。｣
私達は、入場門を見た。
円堂｢あ？｣
入場門からは、プラカードを持った女の人が1人で入場してきた。
角馬《えー、世宇子中学は、本日調整中につき、開会式は欠場との事。
以上の強豪達によって、中学サッカー界日本一が決められるのです！》
雷門中が戦国伊賀島中に勝った次の日、私達帝国学園対世宇子中との試合が始まろうとしていた。
有人君は、安静のためベンチ。
A｢よしっ！｣
腕にキャプテンマークを付けて、立ち上がる。
鬼道｢頼んだぞ、キャプテン。｣
A｢任せてよ！じゃ、行ってくるね！｣
私は笑って、ピッチに入った。
ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
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作者名：苺の花 | 作成日時：2019年9月27日 21時
