第33話-ジェミニストーム戦- ページ34
角馬｢さぁ、まもなく雷門中対エイリア学園、2回戦の試合開始です！
実況は本日も、角馬でお送りします！｣
ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
角馬｢豪炎寺のキックオフで、試合開始！一気に上がる雷門中！相手陣内に攻め込んだ！｣
瞳子『鬼道さん、貴方は円堂君と一緒にゴールを守ってほしいの。』
A『ゴールをですか？』
瞳子『えぇ。今日の試合は捨てるわ。まだ彼らでは、相手のスピードについていけない。
今日の試合、円堂君にエイリア学園のシュートに慣れる特訓をしてもらうわ。
鬼道さんは、そのための手伝いをしてほしいの。』
A『分かりました！』
染岡｢風丸！｣
風丸｢鬼道！｣
鬼道｢塔子！｣
角馬｢ショートパスで繋ぐ雷門中！｣
塔･豪｢あっ…｣
角馬｢雷門、ボールを奪われた！｣
A｢え…？｣
風が起こり振り返ると、ボールは円堂君ごとゴールに入っていた。
A｢円堂君！｣
ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
角馬｢何という速さ！エイリア学園開始30秒、あっという間に先制です！｣
円堂｢やっぱり速い…全然球筋が見えない…｣
A｢これがエイリア学園の速さ…｣
風丸｢まだまだ1点！勝負はこれからだ！｣
円堂｢うん。まだまだ！｣
それからは、エイリア学園の一方的な攻撃が続いた。
角馬｢恐るべきエイリア学園！雷門中、手も足も出ない！｣
ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
角馬｢エイリア学園が更に追加点！既に得点は、10対0だ！｣
ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
鬼道｢ふっ！｣
角馬｢おっと、鬼道がカットした！｣
鬼道｢豪炎寺！｣
円堂｢よし、フリーだ！｣
豪炎寺｢ファイアトルネード！｣
ｶﾞﾝｯ!
豪炎寺君のシュートは、ゴールポストに当たった。
角馬｢外した！豪炎寺がファイアトルネードを外しました！｣
染岡｢ご、豪炎寺が…ファイアトルネードを外した…？｣
円堂｢ドンマイ、ドンマイ！次は決めていこうぜ！｣
試合が再開し、有人君がまたボールをカットした。
角馬｢またまたカットした、鬼道有人！｣
鬼道｢行け、豪炎寺！風丸！｣
角馬｢おっとこれは？｣
豪･風｢炎の風見鶏！！｣
豪炎寺君と風丸君のシュートは、またしてもゴールから逸れてしまった。
豪炎寺｢うっ！｣
風丸｢豪炎寺！｣
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作者名：苺の花 | 作成日時：2019年9月27日 21時
