第142話 ページ46
(人1)｢んじゃ、いただきます。こっちも美味いな〜！｣
肉まんを頬張って、笑う(人1)兄。
(人1)｢ほら。｣
(人1)兄があんまんを、私の口に近付ける。
A｢甘っ…｣
(人1)｢ハハハッ！｣
円堂｢あっ！いたいたー！｣
円堂の声に見ると、みんながいた。
A｢みんな…なんで？｣
円堂｢なんでって、みんなで(人1)を探してたんだ！｣
風丸｢練習終わった途端、Aもいなくなるし、みんなで手分けしてな。｣
鬼道｢(人1)。お前はもうイナズマジャパンの仲間なんだ。勝手にいなくなられたら、困る。｣
豪炎寺｢(人1)、本当にありがとう。
お前と円堂のおかげで、俺は大好きなサッカーを続けられる。｣
虎丸｢(人1)さん、いなくならないでくださいね！俺、(人1)さんのこと好きですから！｣
(人1)｢みんな…ごめん！俺、やっぱり世界に行きたい！｣
(人1)兄は、いつものように笑った。
みんなで合宿所までの道のりを歩く。
みんなと笑いながら話している(人1)兄を見て、私は微笑んだ。
鬼道｢やっと、チームが1つになったな。｣
A｢うん。｣
合宿所に帰り、(人1)兄は久遠監督に謝りに行った。
A｢そういえば、(人1)兄。｣
(人1)｢んー？｣
A｢久遠監督とは、どんな関係なの？｣
(人1)｢久遠さんは、事故の後、俺を育ててくれた人だよ。
稲妻総合病院を紹介してくれたのも、久遠さんなんだ。
久遠さんのことだから、Aと再会出来るようにしてくれたんだろーな。｣
A｢そっか。じゃあ、久遠監督に感謝だね。｣
(人1)｢あぁ。んじゃ、明日も早いし、ちゃんと寝ろよ。｣
A｢うん。(人1)兄、おやすみ。｣
ドアを開けて、部屋を入ろうとすると、(人1)兄が後ろから抱きしめてきた。
A｢(人1)兄…？｣
(人1)｢A、お前に…いや、なんでもない。おやすみ。｣
(人1)兄は、私から離れて、部屋に戻って行った。
私は(人1)兄の言葉に、首を傾げた。
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世界に行く前に、オリジナルストーリーをぶっこみました。
尚、世界編では、佐久間はイナズマジャパンのメンバーにいません。
佐久間ファンの方、本当に申し訳ないですm(_ _)m
では、引き続き楽しんでいってください^^
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作者名：苺の花 | 作成日時：2019年4月12日 21時
