第134話-韓国戦- ページ38
飛鷹｢くそっ…｣
立向居｢壁山さん！｣
風丸｢反撃だ！｣
壁山｢はいっす！風丸さん！｣
風丸｢…ヒロト！｣
A｢…｣
ヒロト｢豪炎寺くん！虎丸くん！｣
虎丸｢豪炎寺さん！今度こそ、あれを決めましょう！｣
豪炎寺｢…｣
A｢…｣
虎丸｢タイガー！｣
豪炎寺｢ストーム！｣
王将《おっと、またもゴールならず！》
虎丸｢豪炎寺さん、前よりもっとタイミングがズレてますよ。
本当にどうしたんです？｣
豪炎寺｢すまない。｣
虎丸｢豪炎寺さん…｣
私は、みんなを見た。
不動を信じられないみんな…ミスを恐れている飛鷹…お父さんを気にしている豪炎寺…みんなから孤立している不動…
円堂なら、どうみんなを纏める？
A｢…みんな。｣
私は、みんなを見た。
A｢私は、円堂から…有人から、キャプテンを任された。
私が初めてキャプテンを任されたのは、帝国学園と世宇子中の試合だった。
結果、帝国学園は完敗…私は、キャプテンとして、何も出来なかった。
もう、あの時みたいな思いはしたくない。
私は円堂みたいにみんなを纏めることは出来ない…でも、
私は、みんなを見た。
久遠｢選手交代。立向居勇気に代わって、円堂守！｣
風丸｢円堂！｣
壁山｢キャプテン！｣
ヒロト｢円堂くん！｣
A｢円堂！｣
私は、円堂に駆け寄った。
円堂｢あとがとな、A。お前の言葉で、俺、大事なことに気付いたよ。｣
A｢任せたよ、キャプテン。｣
私は、キャプテンマークを円堂に渡した。
王将《さぁ、いよいよイナズマジャパンの正GK、円堂の登場です！
そして、鬼道も復帰！》
風丸｢円堂。｣
円堂｢みんな、勝ちたくないのか？｣
壁山｢えっ…｣
風丸｢勝ちたいさ…俺達は勝ちたいからここにいる。だけど…｣
円堂｢風丸、よく見るんだ。
不動の言葉じゃなく、不動のプレーを！｣
風丸｢っ！｣
円堂｢分からないのか？あいつは自分だけじゃない。お前達を活かしたプレーをしようとしている。｣
風丸｢いや、あいつは誰にも届かないパスを出してきた。
あれは嫌がらせだ！｣
円堂｢ボールは嘘をつかない！パスを受けてみれば、全て分かる！｣
風丸｢円堂…｣
A｢不動のパスは、私が取る。｣
風丸｢A…お前が1番、不動に被害にあってるんだぞ！
もしまたボールをぶつけられたら…｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 62人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：苺の花 | 作成日時：2019年4月12日 21時
