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第117話 ページ21
A｢なんでここに？てゆーか、何してんの？｣
(人1)｢さては、デート？｣
A｢…｣
私は、円堂と冬花ちゃんを見た。
円堂｢…したんだ？…っぺ？｣
(人1)｢おっ、何か言ってんぞ。｣
円堂｢何かあったのか？今日、変だぞ？｣
途端、冬花ちゃんは何かを気付いたように窓に視線を向けて、顔を赤くした。
冬花｢守くん、あの、ごめんなさい。
私その、この街のことあまり詳しくないから…あちこち行ってみたくて…それで…｣
円堂｢そっか。そういうことだったのか。
そうならそうで、早く言えばいいのに。
よし、それじゃあ俺が、稲妻町の1番いいところを紹介するよ。｣
冬花｢うん！｣
円堂と冬花ちゃんは、カフェを出て行った。
A｢なんかいいな…｣
(人1)｢え？｣
A｢練習のあとに、誰かと出かけるなんて、今までなかったから…私、今幸せかも。｣
私は、照れたように笑った。
(人1)｢A…ったく、お前って奴は、本当に可愛いな！｣
(人1)兄は笑って、私の頭を撫でた。
カフェを出て、適当にブラブラしてから、合宿所に帰る。
A･(人1)｢ただいま。/ただいまー！｣
食堂に顔を出すと、円堂と冬花ちゃん以外のみんながいた。
秋｢おかえりなさい。ご飯食べた？｣
A｢まだ。｣
春奈｢じゃあ、すぐ準備しますね！｣
(人1)｢俺、大盛りで！｣
ご飯を受け取り、有人の隣に座る。
鬼道｢楽しかったか？｣
A｢うん。｣
私は、有人に笑いかけた。
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作者名：苺の花 | 作成日時：2019年4月12日 21時
