第100話-カタール戦- ページ3
王将《皆さん、こんにちは！
FFIアジア予選第2試合、日本代表イナズマジャパン対カタール代表デザートライオンの一戦が、いよいよ始まります！
本日は晴天に恵まれ、気温も試合も暑くなりそうです！》
私達は、試合場の前に立っていた。
円堂｢よし、行くぞ！｣
｢虎丸くーん！｣
円堂｢ん？｣
虎丸｢あっ、乃々美姉ちゃん！｣
A｢誰？｣
(人1)｢宇都宮くんのご近所さんだよ。｣
虎丸｢何しに来たんだよ！｣
乃々美｢今日、大事な試合なんでしょ？
はい、みんなの分、お弁当作ってきたのよ。｣
壁山｢マジっすか！？｣
皆｢うわぁ〜！｣
綱海｢へぇ、美味そうじゃねえか！｣
土方｢こりゃ、力が湧いてくるぜ！｣
乃々美｢これ食べて、必ず勝ってね。みんな。｣
皆｢はい！｣
私達は、気合いを入れて、フィールドに立った。
王将《フィールド上、1回戦オーストラリアを下したイナズマジャパンのスターティングメンバーが立っています！
対して、エリザ･マノン監督率いるカタール代表デザートライオン。
キャプテンのビヨン･カイル選手を筆頭に、並外れた身体能力と、優れた個人技を誇るプレイヤーが揃っているとのこと。
さぁ、どう立ち向かう？イナズマジャパン！》
ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
王将《いよいよ、試合開始です！
ボールを持った基山、ドリブルで攻め上がる！
ザック･アブドゥラ、基山に猛然と迫る！》
｢もらった！｣
ヒロト｢よし！鬼道くん！｣
｢抜かせんぞ！｣
鬼道｢豪炎寺！｣
王将《イナズマジャパン、素早いパス回しで、カタール代表デザートライオンを翻弄！
ゴールに迫る！》
A｢…｣
私は、デザートライオンの選手達を見た。
豪炎寺｢吹雪！｣
吹雪｢ウルフレジェンド！｣
｢うわあっ！｣
｢うおおっ！｣
ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
王将《あっと、惜しい！僅かにゴールならず！》
円堂｢いいぞ、吹雪！その調子だ！｣
吹雪｢うん！｣
王将《さぁ、ここまではイナズマジャパンのペース！
コーナーキックからのセットプレーで、得点のチャンスだ！》
風丸｢これが俺の、新必殺技だ！｣
王将《風丸、大きく上げすぎた！これはミスキックか？》
ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
王将《なんと！コーナーから直接ゴールに叩き込んだ！
イナズマジャパン、先制！先制です！》
円堂｢すげえぜ、風丸！｣
王将《さぁ先制された、カタール代表デザートライオン！
反撃なるか？》
ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
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作者名：苺の花 | 作成日時：2019年4月12日 21時
