第59話 ページ10
ウルビダ｢お父様の望みは、私達の望み！
これが、ジェネシス最強の必殺技！｣
A｢ヒロト！玲名！由宇！｣
私は、3人に手を伸ばした。
グ･ウル･ウィ｢スペースペンギン！！！｣
立向居｢ムゲン･ザ･ハンド！うわあっ！｣
圭太｢ゴォール！
ムゲン･ザ･ハンド3度破れる！
2対3、ジェネシスにまたも勝ち越しを許してしまった！｣
ウルビダ｢うっ…うぅっ…｣
ウィーズ｢うぅっ…｣
グラン｢うわあっ！｣
円堂｢お前達…｣
ウルビダ｢これくらい、お父様のためなら！｣
グラン｢そう。父さんのため…｣
ヒロト達は、歩いて行く。
円堂｢なんだよ、これ？
ヒロトですら、ジェネシスですら、道具なのかよ！｣
私達は、お義父さんを睨んだ。
ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
私はボールをもって、上がっていく。
ウルビダ｢遅い！｣
A｢ふっ！｣
私は、玲名、ヒロトと抜き、ゴール前まで来た。
A｢フラワーハリケーン！｣
ボールの周りに花びらが舞い、ゴールめがけて飛んでいく。
ネロ｢時空の壁！なに！？うわあっ！｣
ｶﾞﾝｯ!
圭太｢ネロ、コースを逸らし防いだ！｣
円堂｢まだだ！｣
圭太｢おっと、円堂！これはシュートか？｣
円堂｢風月！｣
円堂からパスを受け、私は一か八かの賭けに出た。
A｢はあっ！｣
銀色のオーラを纏ったボールは、ゴールめがけて飛んでいく。
圭太｢ゴォール！
風月の新必殺技炸裂！
3対3、追いついたァ！｣
ウルビダ｢最強なのはジェネシスの…｣
グラン｢父さんのサッカーなんだ！｣
A｢速い！｣
圭太｢なんと、グランとウルビダに、全員交わされてしまった！｣
グ･ウル･ウィ｢スペースペンギン！！！｣
立向居｢ムゲン･ザ･ハンド！
止めてみせる！もう1点も…やるわけにはいかないんだ！｣
圭太｢なんと、立向居！
スペースペンギンをも止めたァ！｣
ウルビダ｢ジェネシスの最強シュートが…｣
立向居｢綱海さん！｣
綱海｢壁山！｣
壁山｢木暮くん！｣
木暮から土門、一之瀬、有人、私、円堂にパスが通る。
円･豪･吹｢ジ･アース！！！｣
ウルビダ｢グラン！｣
グラン｢うっ！｣
ウルビダ｢お父様のために！｣
グラン｢負けるわけにはいかない！｣
グ･ウ｢うわあああっ！｣
圭太｢ゴォール！
雷門、逆転！勝ち越しだァ！｣
ﾋﾟﾋﾟｯ!ﾋﾟﾋﾟｯ!ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
圭太｢ここで、試合終了！
4対3で、雷門の勝利！
遂に、遂に、エイリア学園を倒しました！｣
円堂｢やったー！｣
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作者名：苺の花 | 作成日時：2019年4月9日 15時
