第56話 ページ7
財前《では、ジェネシスは、訓練で強くなった普通の人間だというのか！？》
皆｢！？｣
吉良《ジェネシスこそ、新たなる人の形。
ジェネシス計画そのものなのです。》
A｢お義父さんの勝手で、みんなでしてきた大好きなサッカーを悪いことに使わないで！｣
私は、お義父さんを睨んだ。
グラン｢Aちゃんは、崇高な考えの父さんを理解出来るわけない！｣
A｢ヒロト！｣
ヒロトは、雷門ゴールに上がっていく。
グラン｢流星ブレード！｣
塔･綱･木｢パーフェクト･タワー！！！｣
円堂｢吹雪！｣
吹雪｢ウルフレジェンド！｣
ネロ｢時空の壁！｣
圭太｢なんと！吹雪のウルフレジェンドが破れた！｣
ボールは、ヒロトへ。
グ･ウル･ウィ｢スーパーノヴァ！！！｣
立向居｢ムゲン･ザ･ハンド！うわあっ！｣
ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
グラン｢我ら、ジェネシスこそが最強ということだ！｣
円堂｢ヒロト…｣
A｢もう…昔のヒロト達はいない…｣
私は、その場に膝から崩れ落ちた。
圭太｢1対2と、雷門再びジェネシスにリードを許してしまったァ！｣
円堂｢これ以上、サッカーを汚すな！｣
吉良《どういう意味ですか？》
円堂｢力とは、みんなが努力して付けるものなんだ！｣
吉良《忘れたのですか？
貴方達も、エイリア石でパワーアップしたジェミニやイプシロンと戦うことで、強くなったということを。
そう、エイリア石を利用したという意味では、ジェネシスも雷門も同じなのです。
雷門もすっかりメンバーが変わり、強くなりましたね。
ですが、道具を入れ替えたからこそ、ここまで強くなれたのです。
我がエイリア学園と同じく、弱い者を切り捨て、より強い者へ入れ替えることで…》
円堂｢ふざけるな！弱いからじゃない！｣
吉良《いいえ、弱いのですよ。
だから、怪我をする。だから、チームを去る。実力がないから、脱落していったのです。》
円堂｢違う！｣
吉良《彼らは、貴方達にとって、不要な存在。》
円堂｢違う、違う、違う！
あいつらは、弱くない！
絶対に違う！俺が証明してやる！｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 85人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：苺の花 | 作成日時：2019年4月9日 15時
