第55話 ページ6
圭太｢グラン、円堂と壁山を抜き、雷門ゴールに迫る！｣
グラン｢流星ブレード！｣
塔子｢ここは、あたし達で止める！｣
塔･綱･木｢パーフェクト･タワー！！！｣
圭太｢このピンチに、なんと新しい必殺技が生まれたァ！
恐るべき雷門の底力！
得点は依然、1対0でジェネシスのリード！｣
由宇のボールを、有人、円堂、一之瀬、木暮が奪う。
鬼道｢吹雪！｣
有人が、吹雪にボールを蹴った。
豪炎寺｢吹雪！｣
吹雪｢あっ！｣
圭太｢吹雪！なんと、痛恨のトラップミス！｣
ﾊﾞｰﾝｯ!
吹雪｢あああっ！｣
豪炎寺の蹴ったボールが、吹雪に直撃した。
吹雪｢豪炎寺くん？｣
豪炎寺｢本気のプレーで失敗するならいい…だが、やる気がないプレーだけは、絶対に許さない！｣
私は吹雪を豪炎寺に任せて、ディフェンスに入った。
グラン｢流星ブレード！｣
塔･綱･木｢パーフェクト･タワー！！！｣
円堂｢メガトンヘッド！行けー！｣
皆｢吹雪！｣
ボールは、吹雪のところへ。
恭馬と布美子が、吹雪のボールを奪おうとする。
吹雪は、ジャンプして交わした。
そして、マフラーを外し、ピッチに降り立つと、吹雪の様子が今までと変わっていた。
円堂｢吹雪？｣
吹雪は、豪炎寺と一緒に上がっていく。
ウルビダ｢速い！今までの動きとは違う！｣
壁山｢吹雪さん！｣
吹雪｢これが、完璧になることの答えだ！
ウルフレジェンド！｣
ネロ｢プロキオンネット！なに！？うわあっ！｣
圭太｢ゴォール！
吹雪の新必殺技が炸裂！同点だ！｣
円堂｢やったー！｣
私達は、吹雪に駆け寄った。
円堂｢凄いぜ、吹雪！｣
みんなの喜ぶ中、私はヒロト達を見た。
由宇のキックオフ、ヒロトが雷門ゴールに上がっていく。
グラン｢流星ブレード！｣
立向居｢ムゲン･ザ･ハンド！｣
円堂｢立向居！｣
綱海｢いいぞ！遂に取ったな！｣
立向居｢はい！
究極奥義は進化するんだ！俺が諦めない限り、何度でも！｣
ﾄﾞｰｰﾝｯ!!
円堂｢なんだ！？｣
吉良《ご苦労様、鬼瓦警部。
しかし、貴方達の苦労も残念ながら無駄だったようです。
貴方達の考える通り、確かにエイリア石から出るエナジーには、人間を強化する効果があり、エナジーの供給が切れると元に戻ってしまう。
では、そのエイリア石で強くなったジェミニやイプシロンを相手に、人間自身の能力を鍛えたら？
そう。ジェネシスは、ジェネシスの力は、真の人間の力。
弱点などない。最高最強の人間達なのです。》
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作者名：苺の花 | 作成日時：2019年4月9日 15時
