第90話 ページ42
壁山｢なんかやな感じっす。｣
栗松｢でやんす。｣
飛鷹は、壁山と栗松を睨んだ。
壁･栗｢ひぃっ！｣
(人1)｢とーびたかくん！お菓子食べない？｣
(人1)兄が、飛鷹にお菓子を勧める。
飛鷹｢結構です。失礼します。｣
風丸｢礼儀は弁えてるみたいだけど…よく分からない奴だな。｣
(人1)｢ﾓｸﾞﾓｸﾞ)あっ、不動くん！お菓子…｣
不動｢いらねえ。｣
(人1)｢ありゃ…｣
A｢てゆーか、(人1)兄。お菓子控えなよ。また、怖い主治医の先生に怒られるよ？｣
(人1)｢大丈夫、大丈夫！バレなきゃ問題なし！ってことで、ほら！｣
A｢甘っ…｣
目金｢みなさーん！
オーストラリア代表の情報を入試しました！｣
皆｢おぉ！｣
綱海｢やるじゃねえか！｣
目金｢僕の情報収集能力、お見せしましょう！｣
目金が、DVDを再生させる。
目金｢彼らが、オーストラリア代表、ビッグウェイブスです。｣
円堂｢どんなプレーをするんだ？｣
全員が頷き合い、試合が始まった。
《キャーーッ！！》
皆｢だあっ！｣
円堂達は、ずっこけた。
A｢何これ…｣
目金｢流石に国と国との戦い、代表チームの情報を手に入れるのは難しくなっています。
ですがこの目金、それで諦める男ではありません！
プレーは無理でも、海で遊ぶシーンを手に入れてきました！｣
不動｢見る意味ねえじゃん。｣
(人1)｢目金くん、もしかして約立たず？｣
目金｢はぅっ！｣
(人1)｢あ、悪い。｣
秋｢映像ではないけど、私達が見つけた情報もあるの。｣
春奈｢ビッグウェイブスは、海の男達らしいんです。｣
綱海｢海？｣
秋｢海で、心と体を鍛え抜いたチーム。｣
春奈｢特に守備が堅く、相手の攻撃を完全に封じてしまう、未知の戦術があるそうです。｣
綱海｢へぇ。おもしれえじゃねえか。｣
鬼道｢攻撃を完全に封じる？｣
A｢どんな戦術か分からないけど、それを破らないと勝つことは出来なそうだね。｣
円堂｢聞けば聞くほど、じっとしてられない！
練習しなくっちゃ！｣
円堂は、食堂を出て行った。
が、監督に見つかり、すぐに戻ってきた。
私は自分の部屋に戻り、ビッグウェイブスのことを考えていた。
A｢攻撃を完全に封じる未知の戦術…｣
綱海｢ひゃっほー！｣
A｢綱海？｣
私は、部屋を出た。
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作者名：苺の花 | 作成日時：2019年4月9日 15時
