第80話 ページ32
鬼道｢油断するな、不動！｣
不動｢これは勝つための試合じゃねえ。決めるとこだけ、決めればいいのさ。｣
鬼道｢何だと？｣
不動｢これだけは言っとくぜ。
今日は自分のことしか考えてねえよ。｣
A｢有人…｣
鬼道｢気にするな。試合に集中だ。｣
有人はそう言って、走っていく。
圭太｢さぁ、基山が相手陣内へ深く攻め込む！｣
ヒロト｢流星ブレード！｣
立向居｢あああっ！｣
圭太｢ゴォール！
先取点は円堂チームだ！｣
不動｢木暮！風丸！もっと前に来い。｣
風･木｢え？｣
不動｢いいから、前に出ろ！｣
鬼道｢不動！勝手に指示を出すな！｣
不動｢知るかよ。｣
圭太｢おっ？武方が突然前線に上がっていくぞ！｣
勝｢パスだ！俺にパスをよこせ！みたいな！｣
松野がボールを蹴った瞬間、武方のマークをしていた不動が離れた。
勝｢よっしゃ！バックトルネー…｣
ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
勝｢なんだ？｣
圭太｢これは、オフサイドです！｣
鬼道｢オフサイドトラップか。｣
圭太｢鬼道チームのボールで、試合再開！
ゴール前に、不動が切り込んだ！｣
円堂｢通すな、飛鷹！｣
飛鷹｢お、おす…｣
不動｢お前如きじゃ…｣
不動の蹴ったボールはゴールへ。
綱海｢てやあっ！｣
圭太｢綱海がクリア！間一髪だ！｣
鬼道｢飛鷹か。全くデータがないので警戒していたが、どうやら考え過ぎだったようだな。｣
A｢なんか、初心者を見てるみたいだね。｣
豪炎寺｢爆熱ストーム！｣
円堂｢正義の鉄拳(G2)！｣
圭太｢ゴォール！
爆熱ストームが決まった！
鬼道チーム、同点！｣
染岡｢行くぜ！ワイバーンクラッシュV2！｣
ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
圭太｢両チームともフォワードが本領発揮！
白熱のゲーム展開だ！｣
松野｢クイックドロー！｣
圭太｢円堂チーム、ゴール前に攻め込む！
決めるのは、染岡か？吹雪か？｣
染岡へのパスを、目金弟がカットする。
圭太｢目金一斗のカットで、流れが変わったぞ！
今度は、鬼道チームの攻撃だ！｣
虎丸は、あっという間にゴール前に。
虎丸｢豪炎寺さん！｣
豪炎寺｢行け、虎丸！｣
虎丸は、バックパスをした。
圭太｢おっと、バックパスだ！｣
ﾋﾟﾋﾟｯ!ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
圭太｢ここで、前半終了！
日本代表の座をかけた戦いは、まだまだ続きます！｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 85人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：苺の花 | 作成日時：2019年4月9日 15時
