第49話 ページ50
夏未｢エイリア学園は、ただの宇宙人じゃない。
監督はそう言いましたね？｣
瞳子｢えぇ。｣
夏未｢兵器開発とエイリア学園…一体、どんな関係があるんですか？｣
瞳子｢…｣
A｢瞳子さん！｣
私は、瞳子さんの服を掴んだ。
A｢教えてください！
なんで、お義父さんが世界を支配しようとしてるのか…
なんで、ヒロト達があんな風になってしまったのか…
私、何も分からないまま、ヒロト達と戦えない！｣
瞳子｢A…｣
鬼道｢A。｣
有人が、私を瞳子さんから離す。
瞳子｢全ては、エイリア石から始まったの。｣
円堂｢エイリア石？｣
ｳｨｰﾝｯ…
《シンニュウシャアリ。シンニュウシャアリ。》
ロボット｢シンニュウシャハッケン。ハイジョ。｣
ロボットが、ボールを蹴ってくる。
皆｢うわあああっ！｣
私達は、隠れた。
壁山｢どうするっすか？これじゃ、進めないっす。｣
鬼道｢みんな、力を貸してくれ。｣
ロボット｢シンニュウシャ。シンニュウシャ。ハイジョ。｣
綱海｢よっしゃあ！｣
綱海に続いて、私、有人、円堂、木暮が飛び出す。
A･鬼道｢はあっ！｣
木暮｢旋風陣！キャプテン！｣
円堂｢おう！豪炎寺！｣
綱海の後ろから、豪炎寺が出てくる。
豪炎寺｢おう！｣
豪炎寺は、ロボットに向かって、ボールを蹴った。
ロボット｢ハイ…ジョ…。｣
ロボットは、動かなくなった。
円堂｢やったぜ！｣
奥に進むと、突然明かりが消えた。
皆｢！？｣
壁山｢なんか不気味っす。｣
ｳｨｰﾝｯ…
私達は、進んだ。
円堂｢ん？｣
円堂の声に上を見ると、お義父さんがいた。
A｢っ！｣
瞳子｢お父さん…｣
円堂｢この人が？｣
吉良《日本国首脳陣の皆様、お待たせ致しました。
只今より、我が国が強大な国家として、世界に君臨するための、プレゼンテーションを始めさせていただきます。》
お義父さんが消え、代わりにモニターに映像が映る。
A｢リュウジ…！｣
円堂｢これは、ジェミニストーム？｣
吉良《もう皆様は、エイリア学園をご存知でしょう。
ご覧の通り、その力は絶大です。》
映像には、有人達がやられている姿が映っていた。
吉良《さて、今日は謎に包まれたエイリア学園の衝撃の真実を、お話致しましょう。》
円堂｢衝撃の真実？｣
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作者名：苺の花 | 作成日時：2019年4月2日 12時
