第30話 ページ31
鬼道“影山に従うのはやめてくれ！”
A｢…｣
不動｢何考えてんだ。｣
A｢別に。｣
私は、ポジションについた。
ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
圭太｢さぁ、遂に始まりました！
雷門中対真･帝国学園の試合！｣
不動｢佐久間、見せてやれよ。お前の力を！｣
圭太｢おっと、どうした？佐久間、動きません。何をしようというのでしょうか？｣
佐久間｢うおおっ！｣
鬼道｢やめろ！佐久間！｣
佐久間｢ﾋﾟｭｰｲｯ!)｣
鬼道｢それは、禁断の技だ！｣
佐久間｢皇帝ペンギン…1号！｣
シュートを打った佐久間は、苦しみ出す。
円堂｢ゴッドハンド！｣
ﾊﾞｯﾘｰﾝｯ!
圭太｢ゴォール！真･帝国学園、先制！
佐久間のシュートが、円堂を吹き飛ばしたァ！｣
不動｢素晴らしい！｣
佐久間｢うっ…うぅ…｣
鬼道｢佐久間、お前…何故…｣
佐久間｢見たか、鬼道…俺の皇帝ペンギン1号。｣
鬼道｢二度と打つな！あれは禁断の技だ！｣
円堂｢えっ！？｣
鬼道｢皇帝ペンギン1号は、禁断の技だ。二度と使うな！｣
佐久間｢怖いのか？俺如きに、追い抜かれるのが。｣
鬼道｢違う！分からないのか？このままでは、お前の体が…！｣
佐久間｢敗北に価値はない。勝利のためなら、俺は何度でも打つ。｣
ﾋﾟﾋﾟｰｯ!
圭太｢先制された雷門、鬼道のドリブルで反撃開始だ！｣
鬼道｢思い出せ！これが、本当の皇帝ペンギンだ！(ﾋﾟｭｰｲｯ!
皇帝ペンギン！｣
染･一｢2号！！｣
圭太｢強烈なシュートが、キーパー源田に襲いかかる！｣
源田｢ビーストファング！うおおっ！ふっ…ぐあああああっ！｣
圭太｢止めた！源田、見事にキャッチ！｣
鬼道｢まさか、ビーストファングまで…｣
染岡｢鬼道。ひょっとして、今の技も…｣
鬼道｢あぁ。ビーストファングだ。皇帝ペンギン1号と共に封印された、禁断の技だ。｣
染岡｢ってことは、ビーストファングも同じく体を破壊する技…｣
鬼道｢っ！｣
鬼道は、私を見た。
染岡｢鬼道？｣
鬼道｢禁断の技は、皇帝ペンギン1号、ビーストファング、あともう2つある。
A！お前、まさか！｣
不動｢そのまさかさ。｣
鬼道｢A！お前なら、禁断の技の危険さは分かってるはずだ！だから！｣
A｢それが総帥の望みなら、私は…｣
私は、鬼道を見た。
不動｢佐久間！｣
一之瀬｢渡すわけにはいかないよ！あっ！｣
私は、一之瀬の前に立ちはだかった。
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作者名：苺の花 | 作成日時：2019年4月2日 12時
