第23話 ページ24
鬼道｢40年間、無敗の帝国学園。俺達は、その伝説を終わらせたんだ。ただひたすら勝つことだけを考えて、戦い続けてきた。
それが…ボールに触れる前に、試合が終わってたんだ。｣
音無“お兄ちゃんがフィールドに出た時には、既に他の選手は倒されてて…
試合は続行不能になっていたんです！”
鬼道｢今までずっと、寝ても冷めてもサッカーのことしか考えてこなかった。
それが、こんな形で終わるなんてな。
俺のサッカーは終わったんだ。｣
円堂｢そんなことはない。
お前が見捨てない限り、サッカーはお前のものだ。
鬼道！｣
俺はもう一度、鬼道にボールを投げた。
円堂side終了
鬼道side
A達の見舞いに行ったあと、俺は雷門中に来ていた。
音無｢お兄ちゃん！何をコソコソして！もうそんなことしなくたっていいじゃない！｣
鬼道｢今の俺には、あいつらが眩し過ぎるんだよ。｣
春奈と河川敷で話す。
音無｢聞いたよ。世宇子中戦のこと。残念だったね。｣
鬼道｢残念？残念なんてものじゃない。
俺の目の前で、仲間があんなことに…Aだって…｣
A“きゃあああっ！”
鬼道｢こんな悔しいことはあるか。俺は…俺は…っ！｣
俺は、迫ってきたボールを蹴った。
鬼道｢こんなボールを蹴ることが出来る奴…豪炎寺か！｣
音無｢豪炎寺先輩！お兄ちゃんは別にスパイをしてたわけじゃないんです！本当です！｣
豪炎寺｢お兄ちゃん、か。｣
音無｢豪炎寺先輩！｣
豪炎寺｢来いよ。｣
鬼道｢あぁ。｣
俺は、豪炎寺についていった。
豪炎寺｢だあっ！｣
鬼道｢うっ！｣
豪炎寺｢鬼道、そんなに悔しいか！｣
鬼道｢悔しいさ！世宇子中を、俺は倒したい！｣
豪炎寺｢だったら、やれよ！｣
鬼道｢無理だ！帝国は、FFから敗退した。｣
豪炎寺｢自分から負けを認めるのか！鬼道！｣
鬼道｢っ！｣
豪炎寺｢だあっ！｣
ﾄﾞｰﾝｯ!
俺のすぐ横を、豪炎寺のファイアトルネードが通り過ぎる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 107人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「イナズマイレブン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：苺の花 | 作成日時：2019年4月2日 12時
