天才ゲームメーカーの相棒【イナイレ】 (ページ11)

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第10話ページ11

A｢ねぇ、サッカー楽しい？｣

私は、下鶴と杉森を見た。

下鶴｢楽しい？｣

杉森｢理解不能だ。｣

A｢その気持ちが分からないようなら、貴方達は雷門に勝てないよ。｣

私はそう言い放ち、有人を追いかけた。

そして、雷門中対御影専農中の試合当日。

私と有人は、御影専農中に来ていた。

審判｢両校整列！｣

圭太｢さぁ、FF予選2回戦の開始です！
本日は、雷門中学と御影専修農業高校附属中学との対戦。
その強さは帝国に匹敵するとも言われる御影専農。
それに対し、雷門中はどう戦うのか？
実況は私、角馬圭太でお送りいたします！
そして今、審判により、キックオフのホイッスルが…｣

ﾋﾟﾋﾟｰｯ!

圭太｢吹かれましたァ！
雷門ボールでキックオフ！
早くも豪炎寺から受けたボールを持って、染岡切り込んでいく！
ああっと！立ちはだかったのは、下鶴だ！｣

が、下鶴は動くことなく。

圭太｢おおっと？これはどうした？｣

杉森｢ディフェンスフォーメーション、ガンマ3、発動！｣

杉森がそう言った途端、御影専農の選手達は豪炎寺の前に立ちはだかる。

圭太｢あぁ！これじゃ動けない！まるで、豪炎寺の動きを予測していたかのような、御影の守備だァ！｣

染岡｢ドラゴンクラッシュ！｣

豪炎寺からパスを受け、染岡がシュートする。

が、染岡のシュートは、杉森の手に収まった。

圭太｢凄いぞ。キーパー杉森。ナイスセーブで、開始早々のピンチを防いだ！｣

鬼道｢いや、凄いのは杉森だけじゃない。奴の指示を、寸分違わぬタイミングで実行する選手達もハイレベルだ。｣

A｢サッカーサイボーグ…ね。｣

私は、御影専農の選手達を見た。

前半戦は、御影専農が1点リードで、終わった。