第1話 ページ2
ﾄﾞｰｰﾝｯ!!
｢ゴォール！
圧倒的な強さを見せつけて、帝国学園の勝利！｣
帝国学園の選手達は、倒れている選手達を見ていた。
影山｢お前達は敗れた。帝国のやり方は覚えているな？｣
｢あ…｣
【解体許可証】
影山｢敗者に存在価値はない。｣
鬼道｢やれ！｣
ｶﾞｯｼｬｰﾝｯ!ﾄﾞｺﾞｰﾝｯ!ﾄﾞｺﾞｰﾝｯ!
装甲バスが、学校を壊していく。
影山｢フフフフフ…｣
40年間、フットボールフロンティアで優勝し続けている強豪校、帝国学園。
帝国に敗れた学校は破壊される、それが帝国のやり方だった。
｢よーし、次だ！｣
稲妻町の河川敷では、雷門中のジャージを着た男子と小学生の子供達がサッカーをしていた。
すると、男子が蹴ったボールが、グラウンドを横切ろうとした男達に当たりそうになった。
｢誰だ！こいつ、蹴ったのは！｣
｢大丈夫ですか？すいません。
あの、ボールを返して…ッ！｣
男の1人が、雷門中の男子を蹴った。
｢ボールってこれか？｣
男は、ボールの上に座った。
A｢…｣
｢あれ？雷門中じゃねえの？
部員の全然いねえ、弱小サッカー部ですよ。｣
｢くだらねえ。ガキ相手に玉蹴りか？｣
｢安井さん、お手本見せてやっちゃどうです？｣
安井｢いいねえ。やってやろうじゃねえの。ペッ！｣
男は、ボールに唾を吐いた。
A｢…｣
安井｢あらよっと！｣
男の蹴ったボールは、ベンチにいる女の子の元へ。
ﾊﾞｰﾝｯ!
どこからかパーカーを着た男子が来て、ボールを蹴り返した。
ボールは、男の顔面に直撃。
｢安井さん！て、てめえ…ひっ！｣
残った男は、パーカーの男子を睨んだが、睨み返されて、逃げて行った。
A｢…｣
私は、その場を後にし、帝国学園に戻った。
鬼道｢どこ行ってたんだ？A。｣
A｢面白いもの見つけた。｣
靴紐を結びながら、答える。
影山｢面白いもの？なんだそれは？｣
背後から突然声をかけられ、体が震える。
A｢総帥…いたんですか？｣
私は、さっきのことを話した。
影山｢ふっ…｣
総帥は、口角を上げた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 107人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「イナズマイレブン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：苺の花 | 作成日時：2019年4月2日 12時
