お前は俺の___ 〜デスタ〜 ゆう様リクエスト ページ17
魔王様の生贄にするに相応しい人間がいるか、俺はこの島の偵察に来ていた。
そこに、だ。
「春奈ちゃん！私テーピングの道具買ってくる！」
「うん！お願いね！」
勢いよく飛び出して来た1人の人間。
「うわっ、、ごめんなさい…」
そいつは俺に突進してきた。
「…」
「あの…前見てなくて…ごめんなさい…」
そいつを見た瞬間、俺の頭になにか衝撃が走った。
…こいつ、魔王様の生贄にちょうどいい。
強そうな魂を感じたんだ、俺は。
「…おい」
「はいっ…」
俺がそいつの顔の前で軽く指を弾くとそいつはぐったりともたれ掛かってきた。
俺はそれを担いで魔界に帰る事にした。
「…っ？」
「…目覚めたか」
「え…」
私が目覚めたところに居たのはぶつかった人。視界にあるのは、足枷。
「あの…何がどうなってるのか分からないんですけど…これ、外して頂けませんか」
「お前は魔王様の生贄になるんだ、光栄に思え」
「はっ？…よく分かりません」
魔王？生贄？…何のこと？
「もうすぐ魔王様が復活する。お前を生贄にして魔王様には暴れまわってもらうんだよ。そしてここは俺たち魔界軍団Zが支配する」
「はぁ…」
よく分からないけど、ヤバいことに変わりはない。
どうしたものか。
「あの…」
「何だ」
「格好良いですね」
とりあえず思ったことを言ってみる。
格好良い人だなって言うのはぶつかった時に思ってたし。
「！？」
「ん？」
あれ、赤くなった…？もしかして…
「ぶつかった時、格好良いなって思いました。ちょっと見惚れました」
このまま上手くここから出して貰えないかと、追い打ちをかける。
「…お前何て言うんだ」
「え？…Aですけど…そちらは」
「俺はデスタ。魔界軍団Zのリーダー…人間共は悪魔とか呼んでる」
「悪魔？」
「…A」
「はい」
話についていけない。
「お前を魔王様の生贄にするのはやめた」
「はぁ…どうも」
「…俺様のものになれ」
「…は」
話についていけなすぎてぽかーんな私。
「今日からお前は俺だけのもんだ」
「え？…拒否権は」
「ねぇ」
「…困ります」
「困んねぇ」
するとデスタさんはいきなり私に近づいて、直後小さなリップ音。
「…俺が言ってやってんだ、光栄に思え」
「はぁ…」
デスタさんが悪魔かどうかは別として。
…悪くないな、なんて、思っちゃったりして。
___一目惚れの恋も、ありじゃない？
何これ←
ゆう様リクエストありがとうございました！
頑張っている、君がスキ 〜緑川リュウジ〜 Akime様リクエスト→←キミが堕天使にならないように 〜セイン〜 ゆう様リクエスト
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はる(プロフ) - たぬちゃんさん» リクエストありがとうございます！ 更新遅いかもしれませんが、必ず書かせていただきます！ (2017年8月2日 8時) (携帯から) (
レス) id: ecf948bed9 (このIDを非表示/違反報告)
たぬちゃん(プロフ) - はじめまして！読ませていただきました！とてもよかったです！リクエストでフィディオとアフロディーお願いします！ (2017年8月2日 0時) (レス) id: 6ea8ed7bc9 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - ねるさん» 了解ですっ (￣^￣ゞ (2017年6月28日 12時) (レス) id: d35fbe64b9 (このIDを非表示/違反報告)
ねる - リクエストで佐久間くんお願いできる？ (2017年6月26日 20時) (レス) id: 8d6cfc323a (このIDを非表示/違反報告)
ねる - リクエストで海王の凪沢くんお願いできる？ (2017年6月25日 23時) (レス) id: 8d6cfc323a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる | 作成日時：2017年3月30日 21時
