サッカーと貴方 〜豪炎寺修也〜 Akime様リクエスト ページ14
天才少年、現る！！
紙上に踊る、そんな文字。
私と彼は小さい頃からの付き合いで、昔は一緒にお風呂なんかも入ってた…らしい。
「夕香ちゃん、修也は？」
「お兄ちゃんはまだ帰って来てないよ！サッカー！今からフクさんとご飯なんだー」
「そっか。まだ修也は宿舎か」
イナズマジャパンがアジア優勝して、彼らはライオコット島へと出発する。
だから、修也との別れを惜しんでも、いいじゃん？
「…ただいま」
「あ、修也…」
「お兄ちゃん！おかえり！一緒にご飯食べよ」
「そうだな。でも食べたらまた戻らなきゃなんだ」
「えー…いっぱいお話ししたかったぁ…」
「すまない…じゃあ、A。また…」
「うん…」
修也、少しは話そうよ。
私、これでも修也の幼馴染なんだよ？
バタン、と修也の家のドアが閉まる音。
私は隣の自分の家のドアを開け、中に入る。
幼馴染って、そんなもんなの？
「うぅ…」
ベットでグダグダ。
「ご飯よー」
「はーい…」
ダイニングの席につき、テレビをつける。
話題は、イナズマジャパン。その中心には修也。
「Aはいいの？修也くんもう行くんでしょ？」
「あー…」
「頑張ってね！って言わなきゃ。後悔しても知らないよ？」
母は私の想いを知っているのか、笑いながらもグサッとくることを言った。
「…ご馳走様」
「お風呂沸いてるよ」
「うん」
伝えるなら、そろそろ時間切れだ。
頑張ってね、も
あのチョコのイベントで毎年言えてないことも。
とりあえずお風呂入るか、とTシャツを脱ごうとすると
ピーンポーン
間伸びした、チャイム音。
「はーい」
確認もせず玄関を開けると
「…少しいいか？」
「…うん」
母に声を掛け、覚悟を決め、修也と近くの公園へ。
「2人で話すのは久しぶりだな」
「うん」
「挨拶しなくてはと思ってな。…言いたいこともあって」
「私もそう思ってたし…言いたいことあって」
「そうか。Aから…言ってくれ」
「あー…FFI頑張ってね。あと…その…ずっと言いたかったんだけど毎年言えなくて…私…修也が___！！」
「…A、好きだ」
修也に抱きしめられ、言いたかったことを言われた。
「俺はサッカーばかりであまり傍にいられないかもしれないが…好きだ。俺と___っ！？」
「…仕返し」
先に告白された仕返しに、ちょっと背伸びしてその口を塞いでみる。
修也は照れ隠しに、私をギュッと抱きしめてくれた。
Akime様リクエストありがとうございました！
作者より 6/17 更新→←強くなること 〜ロココ・ウルパ〜 莉空様リクエスト
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はる(プロフ) - たぬちゃんさん» リクエストありがとうございます！ 更新遅いかもしれませんが、必ず書かせていただきます！ (2017年8月2日 8時) (携帯から) (
レス) id: ecf948bed9 (このIDを非表示/違反報告)
たぬちゃん(プロフ) - はじめまして！読ませていただきました！とてもよかったです！リクエストでフィディオとアフロディーお願いします！ (2017年8月2日 0時) (レス) id: 6ea8ed7bc9 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - ねるさん» 了解ですっ (￣^￣ゞ (2017年6月28日 12時) (レス) id: d35fbe64b9 (このIDを非表示/違反報告)
ねる - リクエストで佐久間くんお願いできる？ (2017年6月26日 20時) (レス) id: 8d6cfc323a (このIDを非表示/違反報告)
ねる - リクエストで海王の凪沢くんお願いできる？ (2017年6月25日 23時) (レス) id: 8d6cfc323a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はる | 作成日時：2017年3月30日 21時
