４４５話 振り返り ページ45
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―― 午前１１時 / 昇降口前 ――
あ) あ、いたいた、父さ………
ん？
Aは、ミーティングにいなかったエスカバに
一応「おはよう」とだけ伝えておこうと思い、探していた所だった
エスカバは昇降口前に一人でいるようで、何故かその場をゆっくりと回っている
変な動きだな、と思って見ると、
どうやら通話をしているようだった
やたら幸せそうな顔をしている為、通話の相手は察した
母)『そうそう！その時、エスカが料理得意って初めて知ったんだよ〜
っふふ、あの時はまさか、その風貌で料理が上手って思ってなくて…
ソファで新聞を黙々と読んでた吹雪君もおもしろかったし…』
エ) あぁ、そうだなぁ
あン時のお前、目くりっくりさせてこっち見てきて可愛かったなァ
ずっとつまみ食いして俺に怒られてな
母) 『だってお腹減ってたししょうがないじゃん〜…
って、なに？あの時って、今は可愛くないの〜？』
エ) ンなわけねぇだろ、今だって世界一可愛いぜ
母) 『やだ〜……ふふふ』
あ) あのーーー…………
エ) ！？ッ居たのか二人共、早く声かけろよ
びっくりするだろ
母) 『あ！おはようA〜〜』
あ) 朝っぱらからそのやり取り見せつけられて
どう声かけろと………？？？
白) まあ、仲が悪いよりはいいだろう
おはようございます。お二人共
母) 『おはよう白竜君。相変わらず綺麗な顔ね〜
早朝なのにそんな肌艶も良くて……若さなのかな…』
エ) 大丈夫だよ、お前は昔から変わんねえし、綺麗だよ
母) 『ふふ、もうエスカは。褒め上手だなぁ…』
白) えぇ…実際とてもお綺麗ですし、大丈夫ですよ
あ) もういいもういい、白竜ものらなくていいから
…ところで父さんと母さん、ここで何してたの？
エ) 何してたって
昨日言ったろ？ミストレとの記憶を洗い出すって
あ) こんなイチャイチャしてたのに…？
エ) いやまあそれはそうだけど
xx10当時の記憶を洗い出す為には、
母さんがいねーと話が進まねえんだよ。
ミストレが当時、1番一緒に居たのは母さんなんだから
あ) ん？そうなの？
母) 『うん、そうだね。
私は、お父さんよりミストレといる時間の方が多かったんだよ？
Aもxx10の事はよく記憶してるから知ってると思うけど、
ミストレは私を特別視してたからね』
あ) あぁ…そうだね、確かに
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kibu(プロフ) - 痛すぎて笑える子さん» 見て頂きありがとうございます！表紙もお褒め頂き嬉しいです。主目線で白竜はとことん美しい人だといいな〜と思って居ます。引き続きどうぞよろしくお願い致します！ (2023年1月23日 0時) (
レス) id: d2301c5d12 (このIDを非表示/違反報告)
痛すぎて笑える子(プロフ) - 更新と続編ありがとうございます!!最後までお供します!!新しい表紙も素敵です。白竜はこんなにも美しい人だった (2023年1月22日 23時) (レス) id: 12f7a4a974 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kibu | 作成日時：2023年1月22日 21時
