４０６話 朝の身支度 ページ6
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あ) …とりあえず、ここからまた精査だなあ…
昨日犯人と接触した時の収穫も踏まえて、ミーティングで話そう
白) 犯人の目星はついているのか？
あ) …いや、オレンジローブが真犯人だと確定した以上
私達が知らない人間の可能性がある。
今日からは、奴が誰なのか、どうしてこの事件を起こしたのかを調べる必要があるね
白) …仮にもし、俺達メンバーの誰とも全く接点の無い人間だったら
探しようも無く 詰んでしまうな
あ) そこなんだよね。
白) …しかし、仮にそうだとしたら、何故こんな事件を起こしてるのか。という話になる。
それに、奴は仲間内では無いにも関わらずデッドエンドゲームの詳細を知っているから
全員が知らない人間。という可能性は、あまり考えたくはないな
まあ、幸い犯人は積極的に姿を見せている
全員に聞けば何かしらの情報は得られるだろう
あ) うん、だからまた聞き込みだね。
生き残りと蘇りも公になった今は、気を使わず聞ける部分も多いしね
―― 午前10時 / サッカー棟・ミーティングルーム――
いつも通りサッカー棟にいくと
何人かのメンバーが集まっていた
あ) おはよう、バダップおじさん、父さん
エ) おー、おはよう
バ) あぁ、おはよう。A
昨晩はよく眠れたか？
あ) あ〜…あはは、諸事情があって寝てなくて…
バ) 諸事情…？
事情はわからないが、会議に参加せずに帰って寝ていても構わないぞ
寒い日は身体を壊しやすい
バダップが心配そうに顔を覗く
そのすぐ後ろでエスカバは 何故かにやりと笑いながらAを見ていた
エ) 大丈夫だよバダップ
察するにお熱い事情みてぇだから、心は元気だろ
あ) なッ…、ちょ、父さん！何で…！？
エ) はは、親ってもんは言わないだけで結構気づいてるもんだよ。そんなん
あ) 気づいてたとしても言わないでよ！
白) ……親子で仲が良いのは、大変いい事だとは思うのですが
エスカバさん、その…。あ、あまりからかわないで頂けると…
親子の会話をAの後ろで聞いていた白竜は
誰よりも顔を真っ赤にして焦っていた
そんな中
一人理解できずバダップは首を斜めに傾けた
バ) ……お熱い？？？
昨晩、熱でも出たのか？
白) えっ
エ) え……？？？
いやアンタ…。本当にピュアだな…
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kibu(プロフ) - 痛すぎて笑える子さん» 見て頂きありがとうございます！表紙もお褒め頂き嬉しいです。主目線で白竜はとことん美しい人だといいな〜と思って居ます。引き続きどうぞよろしくお願い致します！ (2023年1月23日 0時) (
レス) id: d2301c5d12 (このIDを非表示/違反報告)
痛すぎて笑える子(プロフ) - 更新と続編ありがとうございます!!最後までお供します!!新しい表紙も素敵です。白竜はこんなにも美しい人だった (2023年1月22日 23時) (レス) id: 12f7a4a974 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kibu | 作成日時：2023年1月22日 21時
