２０５話 逸話 ページ5
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白) オリオン座、彼の逸話は諸説あるが、一番有名なものがある。
「オリオンは、ポセイドンの息子で巨人。
その世界では珍しく美男子で、力もある腕のたつ狩人だった
ある時、仲間と酒を飲んで酔い、気分がよくなったオリオンは調子に乗ってしまう。
『俺ほど腕の良い狩人はこの世界にはいない。
俺から逃げられる物は誰一人としていない』…と。
その言葉は、様々な神の怒りに触れた。
お前が狩っているその獣は、いったい誰のおかげで産み出されているのだ？と…
怒った神は、彼に制裁を加えた
『神々は、彼にサソリを送り、猛毒の針を突き刺せと命令した。
優秀な狩人で、誰にも負けないオリオンですら、
その毒にはひとたまりもなく、死んでしまった』
それからサソリはこの手柄をたたえられ、夏の星座として君臨した。
オリオンは、死を哀れんだ女神アルテミスの願いにより、天の星座になった。」
これがオリオン座の中でも一番有名な逸話だ。
一) 知らなかった…。そんな話があったなんて…
白) …それを踏まえて、手紙の内容に戻る
『してしまったのであれば
同じ場所を抉りて赤く染めよ
罪の代償は痛みで賄う他はない
それがかなわないのならば結末はおなじ
神により天へ上るだろう』
ヒントは、「空」と「自慢話」。
ここで言う『同じ場所』『赤く染めよ』は
オリオン座の右肩の部分で光る星、ベテルギウスの事を指す。
『罪の代償は、痛みで賄う他はない』
…これは、この手紙の答えをしてしまった場合、
彼と同じ場所を「抉れば」命を助けてやるという事だ。
…つまり、
この手紙に提示されていた「ヒント」
それがこの手紙の答えだったんだ
『彼と同じように傲慢な態度をとってはいけない
ここで言う傲慢とは、彼の放ったような「自慢話」を指す。
してしまったのであれば、彼の赤く光る場所「右肩」を
彼と同じ色に染めるために抉れ
出来れば命は助かり
出来なければ死ぬ』
それが、この手紙の全てだ
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kibu(プロフ) - ありがとうさん» 読んで頂きありがとうございます！お待たせしてしまい申し訳ございません…！最後まで書ききりますので、是非お付き合い頂けたらと思います！ (2021年9月28日 9時) (
レス) id: 08a56bf5fc (このIDを非表示/違反報告)
ありがとう - ずっとお待ちしておりました、、、 帰ってきてくれて嬉しいです！イナズマ黄金期の作品をもう一度楽しめるなんて… (2021年9月28日 4時) (レス) @page12 id: 9a53dfaad2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぶの | 作成日時：2021年9月23日 23時
