２２４話 もう一つのヒントの事 ページ24
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あ) ……ん？
神) どうした？
あ) いや、何か忘れてるような気がして…。
なんだろう？
ピピピッ
あ) ん、なんだ？端末に通知…
あ、母さんからだ
………
『…手紙の内容は見たけど、私には心当たりがないなあ。
ちょっとわからないけど、この手紙に書いてある「彼女」って、
私のお母さんの事だったりするかな？』
……………あ！！！
霧) な、なんだいきなり大きい声出して…。
あ) 忘れてた事思い出したの！
病院で見つけたカルテの手がかりに関する手紙
白紙の手紙に夢中で放置してたから、調べようと思ってたんだ
霧) あぁ…！確かにあったな。
昨日でいっぱいいっぱいで忘れてた…。
あ) 私のおばあちゃんに関する事だから、
あの手紙を母さんに転送して心当たり無いか見てもらったんだけど、
特にわからなかったみたい。
神) そうなのか。
…A、もう一度手紙の内容を見せてくれないか？
あ) いいよ、はい。
神)…
「彼女は自然が好きだった
その姿に憧れ、尊敬を抱いていた
美しくなびく髪と、舞い散る葉
彼女は鳥のようで、今にも天から飛び立ってしまいそうだった
誰よりも優しく、誰よりも清らかで
誰よりも悲しい人だった
この街の、天に近いあの場所で
彼女と話したあの日々は
かけがえのない物だった」
…そういえばさっき、お前のお母さんが何か疑問を残してなかったか？
あ) あぁ、うん。
『この中に出てくる彼女って、おばあちゃんの事かな？』ってメールには書いてある
神) おばあ様のカルテに関するヒントであるなら、その可能性も十分にありえる…
霧) だけど俺達はAのおばあちゃんについてよく知らないからなあ。
仮にそうだとしても、正直ヒントにはならないかもしれない
エ) ちなみにそれ、昨日俺が言ったように鉄塔じゃあねェぞ
あ) うん…そうなんだよね。
調べたし…
…でも手紙を入手する前に鉄塔の探索はしてるから
もう一度行ったら置かれてる可能性も…
エ) それももちろんあり得るが…
実際手間ではあるよな。手紙が見つかったタイミングで答えを準備するって
あ) 非効率的だよね
エ) ん〜、まあ手がかりが一切出ない場合は、
もう一度そこに行って探すしかねえんだろうな…。
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kibu(プロフ) - ありがとうさん» 読んで頂きありがとうございます！お待たせしてしまい申し訳ございません…！最後まで書ききりますので、是非お付き合い頂けたらと思います！ (2021年9月28日 9時) (
レス) id: 08a56bf5fc (このIDを非表示/違反報告)
ありがとう - ずっとお待ちしておりました、、、 帰ってきてくれて嬉しいです！イナズマ黄金期の作品をもう一度楽しめるなんて… (2021年9月28日 4時) (レス) @page12 id: 9a53dfaad2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぶの | 作成日時：2021年9月23日 23時
