５４１話 第二校舎について ページ41
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―― 同時刻・午後2時30分 / 第二校舎地下 ――
白い部屋を出て再び地下探索を始めたメンバーは
第一校舎を調べ尽くし、第二校舎へ向かおうとしていた
円) 一応、第二校舎の事軽く説明しておくと…
第一校舎と違って、死体とかは一切ないんだ。
代わりに、たぶんこの時代のじゃなさそうな機械がたくさん置いてある
…xx20の時、真犯人だった「ウイルスプログラムの天馬」の情報は
この第二地下室にデータとして保管されてた。
あとは、ミストレの脳に取り付けた再生プログラムの情報も、ここにあったんだ
豪) …その情報を聞くに、確かにこの時代のものじゃなさそうだな。
誰が使っていたか。というのはわかるのか？
xx10では入らなかったという事は、ミストレが出入りしてたというわけじゃないんだろう
円) それもよくわからないんだ…
ただ、豪炎寺の言う通り、ミストレが使ってた可能性は低いと思う。
理由は、第二校舎への出入り口はここしかないけど
xx10の時、ここはコンクリートで塞がれていて入れなかったから。
これを壊したのはxx20が初めてのはずだ。
だから、壁を通り抜けられない限り、
xx10時点では出入り不可能のはずだな。
ただ…第二校舎の端っこは
天井を壊すと外に繋がる事ができる場所もあった。
xx20Aの俺とバダップは、その穴から地上に出たらしい。
その情報を知ってたんなら、第二校舎１階の地面に穴あけて
第二校舎地下に行く事もできたかもしれない
話しながら第二校舎行きの扉を開けると、
xx20の時からほとんど変わらない光景が広がっていた
変わった事があるとするなら
作業机のような物の上の書類が動いている事と、
なぜか側に、ラジオが置いてある事ぐらいだ。
ラジオは電源が入っていて、アナウンサーのような人が喋っている
佩凛街の事を報道しているようだ。
不) うわ、本当だ。ここは随分綺麗にしてんだな
明るくはねえけど…変な臭いも死体もねえ。
いろんな機械が置いてあるが…電源はついてるみてえだな。
あとは何でかラジオが鳴ってるぐらいか？
涼) 本当だ。…何でラジオなんだろう？
あぁ、アンテナを首に触れるから、電波が探しやすいのかな
作業机の椅子に腰掛けようと、涼野が手をかける
すると、何かの違和感を感じたようだ
基) どうした？風介
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しろう - SARUが先生だった！？急展開で面白いです…。続きどうなるんだろ！ (9月8日 23時) (
レス) id: 7919275eed (このIDを非表示/違反報告)
kibu(プロフ) - しろうさん» しろうさんありがとうございます！今後ともよろしくお願い致します。 (8月26日 21時) (レス) id: d2301c5d12 (このIDを非表示/違反報告)
しろう - ごめんなさい！打ち間違えました。応援してます！ (8月26日 12時) (レス) id: 7919275eed (このIDを非表示/違反報告)
しろう - 面白いです。最初からずっと応援してマッスル (8月26日 12時) (レス) id: 7919275eed (このIDを非表示/違反報告)
ぶの(プロフ) - ちぅるさん» ありがとうございます！読んで頂き嬉しい限りです。引き続きあたたかい目で見て頂けますと幸いです！！ (7月11日 18時) (レス) id: 2437c8d70a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぶの | 作成日時：2023年6月9日 17時
