５２５話 孤児院での事 ページ25
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バ) そうだな…、その通りだ。
…俺の聞き間違いかもしれん、カノンに確認を取ろう
そう言うと直様端末を表示させ
カノンに連絡を取った
カノンはすぐに応答した
「協力する」という言葉の通り、
こちらの動きを気にかけてくれているのだろう
カ)『カノンです。どうしたの？バダップ』
バ)あぁカノン、今時間は大丈夫か？
急ぎの内容では無いんだが…
カ)『オレは大丈夫だよ、何かあった？』
バ)聞きたい事があるんだ。
俺が君の拠点から出発する直前に
君は全てを話してくれただろう？
その時最後にマモルの話をしたはずだと思うが…
俺は君から、
「マモルは、円堂守の蘇生材料にする為に両親を殺されて、孤児にされた」
と聞いているが、それは間違いないか？
カ)『うん、間違いないよ？そう言った』
バダップの記憶は特に間違ってはいなかった
しかしこの状況でカノンが嘘をつく理由もない
彼もこの時系列の矛盾に気づいていない様子だ
バ)先程気づいたんだが…
俺がマモルと会っているのは7歳の頃なんだ
ただ、円堂の蘇生材料にする為に孤児にしたと言うのなら…
マモルが孤児になったのは、最低でも11歳以降でないとおかしい。
君は、
OSBで円堂が死んで、君の身体では円堂を蘇生する事ができなかったから
マモルを無理矢理孤児にして、蘇生材料にしたと言っていたが…
これだと時系列がおかしくなる
それを聞いて、矛盾を理解したのか
カノンはハッとする
カ)『本当だ、おかしいね…』
エ)おいおい、お前がその様子じゃ駄目だろ？？
カ)『いやそうだよね、ごめん。
情報を与えている側のオレがこれじゃどうしようもないや…ははは
…確かに、バダップが7歳の時に彼女と孤児院で会っているっていうんだから、
マモルが両親を奪われたのは７歳…もしくはそれ以前で間違いないはず。
オレが、マモルが孤児にされた真相を知ったのは14歳の頃だったから、
てっきり、オレの代わりに彼女を孤児にしたのかと思ってたけど、
そんな早いうちに孤児になっていたのか、知らなかった。
なんでだろう・・・？』
カノンは悩みながら、こう続けた
カ)『でも、王牙が彼女の両親を奪ったのは間違いない情報だよ。
これ自体は、ヒビキ大元帥から直接聞いているから』
エ)…ヒビキ大元帥から、直接？
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しろう - SARUが先生だった！？急展開で面白いです…。続きどうなるんだろ！ (9月8日 23時) (
レス) id: 7919275eed (このIDを非表示/違反報告)
kibu(プロフ) - しろうさん» しろうさんありがとうございます！今後ともよろしくお願い致します。 (8月26日 21時) (レス) id: d2301c5d12 (このIDを非表示/違反報告)
しろう - ごめんなさい！打ち間違えました。応援してます！ (8月26日 12時) (レス) id: 7919275eed (このIDを非表示/違反報告)
しろう - 面白いです。最初からずっと応援してマッスル (8月26日 12時) (レス) id: 7919275eed (このIDを非表示/違反報告)
ぶの(プロフ) - ちぅるさん» ありがとうございます！読んで頂き嬉しい限りです。引き続きあたたかい目で見て頂けますと幸いです！！ (7月11日 18時) (レス) id: 2437c8d70a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぶの | 作成日時：2023年6月9日 17時
