５１９話 詩 ページ19
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バ) あぁ。
これは元々、彼女が小学3年生の時に俺たちに謳ってくれた物なのだが…
あの白い部屋で、詩を再び聴くまですっかり忘れていたんだ。
もしあのタイミングで彼女があの詩を思い出してくれていなかったら、
デッドエンドゲームは解決していなかった。
大きな柱、小さな柱…ベッドの下へ誘導するヒント
…当時ミストレは、上手くその詩に載せてヒントを作っていたから。
エ) …つまり、
その詩を思い出させる為に、白い部屋を模倣した？
鬼) 『…模倣した理由が、この詩…か？』
エ) あぁ…。
あの部屋で起こった出来事を振り返ったけど
バダップの言った「詩を思い出した」「ベッドの下にヒントを見つけた」
以外には無えはずなんだよ。
偽円堂のノイズが発生した…とかあるにはあったけど、アイツに直接関係が無い。
バ) …ふむ、そうだな。
俺もそれが全てだと認識している。
エ) あの部屋はミストレが自身でセッティングした。
ミストレはあの詩を覚えていて、ヒントにも使った、
だから詩を必ず思い出させる必要があった。
アイツはあの詩を、神楽坂先生から教えてもらったって言ってただろ？
詩自体を聞いた場所は実家だとは聞いてるけど…
神楽坂先生はほぼ360号室にいたから、
あの部屋を360号室に模倣すれば、少ないながらも母親との記憶を思い出すかもしれねえ
鬼) 『そうか…。じゃあ今のところは、
「詩を思い出す為に白い部屋を360号室に模倣した。」
が有力という事だな』
エ) そうだな、今ン所は…
ただ…
今まで疑問に思っていた「頭痛の中で見た記憶」を思い出す
2回目の記憶はこの事件に直接関係があったが
1回目の記憶はあまりにも他愛の無い話だった為、ずっと気になっていた
エ) (あの部屋は、xx10当時にミストレがセッティングしたと、
ミストレ本人が言っていた
その部屋はなぜか360号室を模倣していた……)
…やっぱり、そうなのか
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しろう - SARUが先生だった！？急展開で面白いです…。続きどうなるんだろ！ (9月8日 23時) (
レス) id: 7919275eed (このIDを非表示/違反報告)
kibu(プロフ) - しろうさん» しろうさんありがとうございます！今後ともよろしくお願い致します。 (8月26日 21時) (レス) id: d2301c5d12 (このIDを非表示/違反報告)
しろう - ごめんなさい！打ち間違えました。応援してます！ (8月26日 12時) (レス) id: 7919275eed (このIDを非表示/違反報告)
しろう - 面白いです。最初からずっと応援してマッスル (8月26日 12時) (レス) id: 7919275eed (このIDを非表示/違反報告)
ぶの(プロフ) - ちぅるさん» ありがとうございます！読んで頂き嬉しい限りです。引き続きあたたかい目で見て頂けますと幸いです！！ (7月11日 18時) (レス) id: 2437c8d70a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぶの | 作成日時：2023年6月9日 17時
