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私はたぶん顔が真っ赤で、
ドキドキうるさい鼓動のせいで、少しだけ息が上がってる気がする。
絶対にジミンさんのことが好きだって、
ジミンさんにも見てわかるほど気持ちが溢れてるはずなのに、
ジミンさんの目が揺れてて、緊張してるのかなって思った。
『…………わ、わたしもジミンさんのことすき…』
そう呟いた途端に、ジミンさんは少しだけ目を見開いたあと、
今度は目を糸みたいに細くして、まるで花が咲くみたいにわらった。
「……ほんと?」
『ん、ほんと……』
「ふふ、へへへ、うれしい…」
頬に添えた手でそのまま頬をさすってくれる。
とっても心地いい。
『あの……、わ、わたしと、つきあってくれますか?』
「うんっ!もうAちゃんは僕のものだよ?」
『…うん』
「甘えるのは僕だけね?」
『うん』
「ユンギヒョンもだめだよ?」
『ふふ、うん』
「ジニヒョンももちろんだめ!!」
『あは、うん、わかってる』
そしてまたぎゅーっと抱きしめられる。
「ああ、うれしい。かわいい。
Aちゃんがぼくのなんだ!」
噛み締めるような、弾んだようなその言葉に、
ホントに嬉しいって思ってくれてるのがわかって、ぎゅーっと胸が締め付けられる。
また両頬に手を添えたジミンさんがまっすぐ目を見つめてて、
ドキドキしたけど、わたしもたくさんのすきが伝わるようにジミンさんをみつめた。
「……きす、してい?」
こくん、と頷いた私をそのまま引き寄せて、そっとくちびるが触れた。
すごく、すごく幸せだ。
私の中がジミンさんでいっぱいで、だいすきで、幸せで、溶けちゃいそう。
長いくちづけが終わると、
ジミンさんは更に2、3度ちゅっちゅっとくちづけて、
名残惜しそうに顔を離した。
私の頭を撫でつつ、本当に幸せそうに笑う。
「ぜったいに、しあわせにするよ」
--やっと、ぼくのものになった。
fin.
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いなり(プロフ) - tyaiさん» すごくすごく返信が遅くなってしまってごめんなさい😭他の方のレスにも書いたんですが、Twitterの方で番外編を書いてます!今後こちらにもあげるかも知れませんがまだ未定ですので思い出した時にでも見に来ていただけたら嬉しいです🥲 (2022年11月16日 8時) (レス) id: dd77868689 (このIDを非表示/違反報告)
いなり(プロフ) - yu5さん» すごくすごく返信が遅くなってしまってすみません😭Twitterの方で番外編をちょこちょこ書いています!溜まったらまたここに上げる、かもしれませんがまだ未定です🥲 (2022年11月16日 8時) (レス) id: dd77868689 (このIDを非表示/違反報告)
tyai - 急なコメント失礼します。本当に面白かったです!続編などは出ますでしょうか? (2022年11月3日 23時) (レス) id: 4eebb26101 (このIDを非表示/違反報告)
yu5(プロフ) - 続きがめっちゃ気になります😩💦 (2022年11月2日 9時) (レス) @page45 id: 45f8af9607 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いなり | 作成日時:2022年10月29日 7時