４０． ページ40
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◇◇◇◇◇◆◇
タクシーがマンションの前について、
ジミンさん帰っちゃうのかなって思ってじっと見つめると、
ふにゃっと微笑んでくれた。
「大丈夫、一緒にいるよ。さあ降りよう」
ジミンさんがタクシーのお支払いをしてくれて、2人でマンションの中へ。
部屋に入り、とりあえず2人でソファに座ると、
ジミンさんがそっと寄り添って肩を抱いてくれた。
「大丈夫？僕が行く前に嫌なことされなかった？」
『ん……、大丈夫』
と言いつつも、掴まれた肩が気持ち悪くて、思わず手でさする。
ジミンさんはそれに気づいたみたいで、肩に置かれた私の手の上から優しく撫でてくれる。
「……いたい？」
『……ううん、でもちょっと気持ち悪くて。
ごめんなさい、先にシャワー浴びてきてもいい？』
「うん、待ってるね。
夜ご飯、出前頼んどくよ。何がいい？」
『……んと、』
ショックからか、正直あまり食欲がなくて、何も思い浮かばなくて。
「……僕が好きなものでもいい？いまカルグクス食べたくて」
にこ、と笑うジミンさん。
カルグクスなら私も食べれそう、と思い、コクリと頷く。
美味しそうな店探して注文してみるね、と言ったジミンさんをリビングに置いて、
シャワーを浴びた。
出た時には既に出前が届いていて、はやくはやく、とジミンさんが急かしてくる。
あったかくて、湯気のたつカルグクスを見たらお腹が空いてきた。
「食べよ！」
優しく笑ってくれるジミンさんのおかげで、今日も助けられた。
物理的なものだけじゃなくて、私の気持ちも。
その日食べたカルグクスの味は今までで1番美味しかった。
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いなり(プロフ) - tyaiさん» すごくすごく返信が遅くなってしまってごめんなさい😭他の方のレスにも書いたんですが、Twitterの方で番外編を書いてます！今後こちらにもあげるかも知れませんがまだ未定ですので思い出した時にでも見に来ていただけたら嬉しいです🥲 (2022年11月16日 8時) (
レス) id: dd77868689 (このIDを非表示/違反報告)
いなり(プロフ) - yu5さん» すごくすごく返信が遅くなってしまってすみません😭Twitterの方で番外編をちょこちょこ書いています！溜まったらまたここに上げる、かもしれませんがまだ未定です🥲 (2022年11月16日 8時) (レス) id: dd77868689 (このIDを非表示/違反報告)
tyai - 急なコメント失礼します。本当に面白かったです！続編などは出ますでしょうか？ (2022年11月3日 23時) (レス) id: 4eebb26101 (このIDを非表示/違反報告)
yu5(プロフ) - 続きがめっちゃ気になります😩💦 (2022年11月2日 9時) (レス) @page45 id: 45f8af9607 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いなり | 作成日時：2022年10月29日 7時
