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「Aちゃん！お腹すいたね！
なにか食べよう！」
「……うん」
にっこり笑ったジミンさんがメニューを開いたので、横から見させてもらう。
ふわりとジミンさんの香水が香った。
「ごめん、一旦僕は事務所に戻らなきゃだから、先に出るね」
「俺も、ソナにご飯作ってやるって約束したから」
そういってオッパたちが席を立った。
『あ、うん。
オッパたち、今日はほんとにありがとう』
「全然いいよ！もっと頼ってもいいんだよ！
あ、示談書の件とかでまた連絡するね。
Aちゃんも、あいつが直接連絡してきたり、会いに来たり、
何かあったらすぐ連絡して」
『うん、ありがとうソクジニオッパ』
「俺もまた連絡する。
アボジやオンマにも話さなきゃだろ？
今度一緒に実家帰ろう」
『うん、わかった』
2人を見送ったあと、ジミンさんと2人でご飯を食べて、カフェを出た。
◇◇◇◇◇◆◇
「ユンギヤ」
「なんすか」
「あのふたりまだくっついてないの？」
「さぁ…、でもまだな気がする」
ニヤニヤと笑うジニヒョン。
「お兄ちゃん的にはジミニはどうなの？合格？」
「……俺は元々あのふたりが付き合えばいいと思ってたから」
大学時代、可愛い妹系の女が好みのジミンは、
歴代彼女を甘やかして甘やかして、
甘やかしすぎてよく振られてた。
そんな姿を見てて、Aみたいなタイプなら上手くいくんじゃないかな、
なんて心の中で思ってた。
わざわざ紹介はしなかったけど。
だからあの日、バーでジミンがAを預かると言った時、
その目に少しの好意が透けて見えた時、
俺は先見の明があるのか、なんて思って少し動揺したりもした。
そして実際に2人は惹かれ合うようになったと思う。
「ヒョンもあの二人はピッタリだと思うよ」
そういったジニヒョンと目を合わせて笑う。
今度こそ、俺の妹が幸せになってくれればいいなと、普段祈らない神に少しだけ祈った。
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いなり(プロフ) - tyaiさん» すごくすごく返信が遅くなってしまってごめんなさい😭他の方のレスにも書いたんですが、Twitterの方で番外編を書いてます！今後こちらにもあげるかも知れませんがまだ未定ですので思い出した時にでも見に来ていただけたら嬉しいです🥲 (2022年11月16日 8時) (
レス) id: dd77868689 (このIDを非表示/違反報告)
いなり(プロフ) - yu5さん» すごくすごく返信が遅くなってしまってすみません😭Twitterの方で番外編をちょこちょこ書いています！溜まったらまたここに上げる、かもしれませんがまだ未定です🥲 (2022年11月16日 8時) (レス) id: dd77868689 (このIDを非表示/違反報告)
tyai - 急なコメント失礼します。本当に面白かったです！続編などは出ますでしょうか？ (2022年11月3日 23時) (レス) id: 4eebb26101 (このIDを非表示/違反報告)
yu5(プロフ) - 続きがめっちゃ気になります😩💦 (2022年11月2日 9時) (レス) @page45 id: 45f8af9607 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いなり | 作成日時：2022年10月29日 7時
