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「ん！これ美味しいね！」
『…うん、ホットドッグ、チリソース入ってるよね。それもすき』
「こっちも食べたことあるんだ！
サンドイッチも美味しい？」
『うん』
じっと見つめると、少し恥ずかしがりながらも、
サンドイッチをぼくの口元に差し出してくれる。
ひとくち頂くと、こっちはハニーマスタードが入ったたまごとチキンのサンドイッチだった。
「おいしい！ありがとう」
『……ん』
あ、間接キスだな、って思って、Aちゃんが食べるのをじっと見ちゃう。
Aちゃんは気にせずひとくち食べた後に、
気づいたのかほっぺたがどんどん赤くなってく。
「へへへ」
『……見ないで、わらわないで』
「だってかわいいんだもん！」
そうやって2人で少しおしゃべりをしながらご飯を食べて、
お腹いっぱい、なんて言いながらゆっくりしてたとき、
Aちゃんが、スマホを取りだした。
その表情はちょっと強ばってて、口元にきゅっと力が入ってる。
「Aちゃん？」
『……ジミンさん、これから、彼に話し合いのことについて、電話するので』
「……うん」
『…そばにいてくれますか？』
「うん、だいじょうぶ、ここにいるよ」
そっと手を握ると、嬉しそうに少し表情を緩めた。
そして、ふぅ、とひとつ息をついて、電話をかけ始める。
『……もしもし』
きゅっとAちゃんの手に力が入る。
『あの、あの時ちゃんと話が出来なかったから、改めて話す時間がほしいの』
『ちが、復縁とかじゃなくて』
『ん、別れるけど、婚約してたんだし』
『部屋の荷物とか、どうにかしなきゃだし』
『ん、じゃあ今日の夜。あのカフェで。うん』
電話を切るAちゃん。
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いなり(プロフ) - tyaiさん» すごくすごく返信が遅くなってしまってごめんなさい😭他の方のレスにも書いたんですが、Twitterの方で番外編を書いてます！今後こちらにもあげるかも知れませんがまだ未定ですので思い出した時にでも見に来ていただけたら嬉しいです🥲 (2022年11月16日 8時) (
レス) id: dd77868689 (このIDを非表示/違反報告)
いなり(プロフ) - yu5さん» すごくすごく返信が遅くなってしまってすみません😭Twitterの方で番外編をちょこちょこ書いています！溜まったらまたここに上げる、かもしれませんがまだ未定です🥲 (2022年11月16日 8時) (レス) id: dd77868689 (このIDを非表示/違反報告)
tyai - 急なコメント失礼します。本当に面白かったです！続編などは出ますでしょうか？ (2022年11月3日 23時) (レス) id: 4eebb26101 (このIDを非表示/違反報告)
yu5(プロフ) - 続きがめっちゃ気になります😩💦 (2022年11月2日 9時) (レス) @page45 id: 45f8af9607 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いなり | 作成日時：2022年10月29日 7時
