５５.手が使えなくなる ページ7
＝＝稲妻総合病院＝＝
※豪炎寺が先生をやっているってことで！
看護婦「はい、次の方ー。お入りください。」
円堂「はい！A、行くぞ・・」
A「うん・・」
円堂「神童は診察室の前で待っていてくれ」
神童「はい・・。」
〜診察室〜
豪「円堂！」
円堂「ビクッ」
豪「あれほどAにゴールキーパーをやらせてはいけないと言っただろ！」
円堂「ごめん・・」
A「待って！守にぃちゃんは悪くない・・！私がやるって言ったから・・！」
豪「A！お前は自分の手がどんな状態なのか分かっているのか？」
A「っ！・・・分かってる・・」
豪「お前の手は『あの時』の事故でゴールキーパーはできなくなったんだ。」
A「分かってる！・・・けど・・」
豪「下手したらもうゴールキーパーだけではなく日常の生活でも手が使えなくなるんだぞ・・？」
A「でも、前にもう少ししたらGKもできるようになるって・・！」
豪「あれは『もう少ししたら』の話だ。お前がGKをやるのには早すぎたんだよ。このせいで、余計に悪化した・・。GKは下手したら一生できなくなるかもしれない・・」
A「！そんな・・」
豪「とりあえず、今は包帯だけ巻いてやる。しばらく、右手は安静にすること！」
A「はい・・」
豪「円堂、お前に話がある。Aはもう帰っていいぞ・・」
A「はい・・」
ガラッ
A「ありがとうございました・・」
そんな・・GKを一生使えなくなるなんて・・
私が・・無茶しなければ・・
私が診察室を出ると、目の前に神童くんがいた。
A「！神童くん・・」
神童「話があるんだ。ちょっといいか・・？」
A「！うん・・。」
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作者名：なつこ | 作者ホームページ：http://www.pixiv.net
作成日時：2011年4月1日 17時
