ｲﾅｽﾞﾏｲﾚﾌﾞﾝGO！＝私は円堂監督の○○です！２＝ (ページ42)

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８５,タイヤ　ページ42

私は俯いたまま、守にぃちゃん家方向に歩いていた・・・ハズなのに。

A「・・・？なんで鉄塔広場に・・」

私は気がつくと鉄塔広場にいた。

A「・・・・・」

近くにベンチがあったので、座った。

トスッ

.

.

A「・・・私の何が駄目なの・・？」

どうして？どうして私のことなんか好きになるの？

天馬も、蘭丸も、そして・・神童くんも。

考えても考えても答えは見つからなくて。

涙ばかり溢れてくる。

A「・・・ん？」

ふと気がつくと、ベンチのすぐ近くに大きなタイヤが木にぶら下がっていた。

A「でっかい、タイヤ・・・・」

でかい、タイヤ・・？

・・・これってもしかして。

守にぃちゃんの？！

まだ、ぶら下げてあったんだ。

A「守にぃちゃんは、こんなでかいタイヤで特訓してたんだ・・」

いいな。

私も、手さえ怪我しなければ。

今頃、みんなで幸せにサッカーできたのかな？

守にぃちゃんみたいに、こんなでかいタイヤで特訓できたのかな？

どうして、私ばっかり―――・・

自分の手を見つめる。

この手が、怪我を負わなければ・・

A「っ・・・そんなこと考えても惨めになるだけだよね・・」

・・一回だけ。

一回だけでいいから、このタイヤを止めてみたい。

もう、自分の手なんかどうでもいい。

私はふと、そんな好奇心が心の底から湧いてきた。

大丈夫だよ、１回だけなら・・

私は気がつくと、自分の手で思いっきりタイヤを空に向かって押していた。

タイヤは、思いっきり空に向かって進み、凄い勢いで私に向かって戻ってくる。

私は、タイヤを止める姿勢に入った。

その時だった。

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作者から

ドシリアス・・・？！