No.8【彼の本気】 ページ9
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折笠「だけど...やめなくてよかった。今ならなんでも出来る気がする。やってやろうよ、万...いや、A。僕らは世界一になれる。
一緒に死ぬまで歌っていよう。」
貴方「うん、そうだな。」
初めて、千にAを呼ばれた。いつもはあだ名なのに。それくらい彼が今本気なんだ。
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それからRe:valeは順調に売れ始めた。だけど、私と千はすれ違っていった。
Re:valeが売れ始めたから、関わる人が増えて行くうちに裏方の方が好きになった。どうすればもっと人気が出るのか計算するのがが...楽しかった。
そしてクリスマスイヴの夜________...
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折笠「愛する喜びを教えてくれた〜♪」
貴方「二人でいるから未来は膨らんでく〜♪」
いつものように歌っていると、
男ａ「お前か!俺の彼女をたぶらかしたのは...!!!」
男b「ぶっ殺せばいいんだな!」
ガラの悪い男が五人ステージに乱入した。あまりにも突然なことで客席はパニックになり演奏は止まる。
千「...たぶらかした覚えはない。って言うか見てもいないのに言うの、やめてくれる?」
貴方「おい、馬鹿!!」
真顔でそういう千は本当に勇者なのか、バカなのか。きっと後者だろうけど。
その発言に男の怒りは沸点に達したのか千の方へ走り出した。あまりにも早い動きに思わず庇いきれない。
もうだめか...と思ったその時。
??「てめえら、何やってんだ!!このボケ...ッ!」
バチッ
黒髪の青年が颯爽とステージに飛び込んで、その男を殴った。男は一瞬にしてノックアウト。
男c「おい、姉ちゃんいい身体してんねぇ〜。」
貴方「...ッ離、せ!」
千「A!!」
油断していると後ろから男が私を人質にするように首を掴んだ。千は喧嘩が出来ないため戦おうとするもあまりにも弱く、攻撃になっていない。
ドガッ
??「その汚ぇ手で万さんに触るな!!!」
鋭い目で男を睨むと同時に回し蹴りが上手く男の頭に当たってノックアウト。
「はぁ...っ」
千「大丈夫か?」
「うん。それより...あれ。」
千は私の心配をしていたが、それよりも驚いたのはあの青年。5対1を感じさせないほどの暴れっぷり。
千「...狂犬か。」
「狂犬だね。」
思わずそうコソッと言うくらい凄まじいオーラを放つ青年は、私たちを助けてくれた。ボッコボコになった男達は、ノックアウトした仲間を連れて出ていった。
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山さん - すんごい続きが気になります!!更新再開楽しみにしています!! (2020年3月2日 23時) (
レス) id: a6ed573a69 (このIDを非表示/違反報告)
桜花(プロフ) - 面白かったです！更新はいつ頃再開しますか？ (2019年1月26日 6時) (レス) id: 2673adc37d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：虹16 | 作成日時：2018年8月28日 23時
