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No.6ヒーロー物語 ページ7

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「ただいま戻ったぜ。」

厚「ただいまっと!!」

乱「Aー!厚ー!おかえりー!」

五虎退「A姉さん、厚兄さんおかえりなさい。」






あの後、オレ達は真っ直ぐ家に帰った。あの試験は落ちたかもしれないが、やり切った感が正直自分にはあった。

八百万を助けたことには悔いはない。何故ならば、あのまま見捨てれば後々後悔するのは結局自分だしな!








「大将は?」

乱「主さんなら、審神者部屋じゃないかな?何?今日の報告??」

厚「まぁな。」

乱「じゃーボクもいく!」






大将に今日の出来事を話すのは約束されている。刀剣男子で初めて人間になったんだ。他よりも過保護に育てられた。

そしてコレも全部政府へと報告されるらしい。









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乱「鶴丸さん…?」

鶴丸「どうしたんだ?乱…ってコレはAに厚じゃないか。受験とやらはどうだったのだ?」

「ボチボチって所だ。」

厚「オレも…。」

鶴丸「そうか」








審神者部屋に向かう途中、鶴丸が縁側に静かに座っているのを見かけた。気付いたのか、いつものようにニコニコとこちらにやって来る。








「それよりも鶴丸の旦那。今日は何も仕掛けないなんて珍しいな。」

厚「いつもなら【驚いたか?!】って言うからなぁ…。」

鶴丸「逆に驚いただろう?」

双子「確かにな」←







そう言うオレ達を見て嬉しそうに楽しそうに、ニコニコとする。今思えば鶴丸は平安に打たれた刀。つまりお爺ちゃんだ。

同じ時に打たれた三日月と違って若々しく無邪気に遊ぶ。似ているというならば容姿がとても美しいという所だ。

黙っていれば儚い美女、喋れば鬱陶しいお爺ちゃん。あった頃はなんど混乱したことだろう。









乱「鶴丸さんは縁側で何してたの??」

鶴丸「あぁ、休んでいたんだ。遠征に行っていたからな。今日は五虎退が1番頑張っていたさ。後で褒めてあげてくれ,」

乱「そうなんだ!」

厚「そうか。思いっきり褒めようぜ!!」

「ああ…そうだな。じゃあ、鶴丸の旦那そろそろ大将のとこへ行ってくる。すまんな。」







オレがそう言うと「コッチこそ、邪魔したな。後でゆっくり話を聞かせてくれ。」とニカッと無邪気に笑顔を作ってオレ達を送り出した。









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鶴丸「_____そろそろか。」








鶴丸が何かを呟いたとは知らずに。

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虹16(プロフ) - 神居さん» 了解です(。ゝω・。)ゞ (2018年8月21日 21時) (レス) id: fcb9d85736 (このIDを非表示/違反報告)
神居(プロフ) - 虹16さん» あの、ぜひ石切ぱっぱと伽羅ちゃんたちとも絡ませて下さい……! (2018年8月20日 10時) (レス) id: 483d5ecd7e (このIDを非表示/違反報告)
虹16(プロフ) - 桃兎さん» コメントありがとうございます!更新頑張ります! (2018年8月8日 20時) (レス) id: fcb9d85736 (このIDを非表示/違反報告)
桃兎(プロフ) - 薬研がかぁいすぎてしんどいです!!更新楽しみに待ってます!! (2018年8月8日 17時) (レス) id: 050cf08f0a (このIDを非表示/違反報告)
虹16(プロフ) - 瑠璃さん» コメントありがとうございます!分かりました!私も轟くんと鶴丸と三日月が好きなので絡ませますね!そして心配まで...ありがとうございます(´˘`*) (2018年7月26日 22時) (レス) id: fcb9d85736 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:虹16 | 作成日時:2018年7月16日 15時

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