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No.14ヒーロー物語 ページ15

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「自然と刀剣だな。」

轟「!二つ個性が使えるのか…!?」



驚いたように、声を少し大きくさせた轟。だが彼は無表情だ。まるで骨喰のような性格をしている。




「何、轟も同じようなもんだろ?基本ときには自然の力はあまり使えない。強力だからなぁ…。オレの身体が持たん。」

轟「ってことはもう一つの方を使っているのか。」

「そういう事になるな。“基本的”にはな。」

轟「??」








ハテナを轟は頭に乗せる。気づけばクラスメートは大体揃っていた。流石ヒーローになるだけあって皆個性的な個性を持っている。

そして、性格も個性的だ。←





?「机に足をかけるな!」

?「あぁ?」




喧嘩っぽい雰囲気を出すのは、不良っぽい少年と眼鏡をかけた少年…いや青年と言った方がいいのか。やけに怒鳴っている。





厚「おいおい…喧嘩か?」

「厚、どうする?」

厚「どうするもねぇよ。止めるしかねぇよ。」






そう言って厚は喧嘩を止める。オレからしたら喧嘩と言うよりも先生に怒られているガキにしか見えんかったけど。






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「どうしてこうなった。」

厚「オレに聞くな。相澤先生に聞け。」

「ごもっとも。」







あれから色々あり、学校行事もなにも聞かされぬまま個性把握テストが行われる。自由がモットーな雄英高校は先生も自由に出来るらしい。



ただいま校庭にいるオレ達。個性把握テストでビリになった奴が処分されるという。






「流石はヒーローって感じだな。」

厚「あぁ…。」




相澤「国はいまだ画一的な記録を取って平均を作り続けている。合理的じゃない。ま、文部科学省の怠慢だな。

実技入試成績のトップは爆豪だったな。中学のときソフトボール投げ何mだった?」




そうきかれた不良の少年は少し警戒しつつ「67m」と答えてみせる。

十分バケモンと思うだろうが、残念厚は72mなんだ。今更騒いだりはしない。そういうオレは60m。女にしてはまぁ…ゴリラだろう。







相澤「じゃあ個性使ってやってみろ。円からでなけり何してもいい。思いっきりな。」

爆豪「んじゃあまあ……。死ねェェ!!」





厚「なぁA。アイツ敵ではないよな。ヒーロー志望だよな?」

「…そうだと思う。」





というなんともヒーロー志望とは思えない掛け声とともに、不良少年はボールに爆風をのせて投げた。オレ達を含め全員苦笑いをし、ただ落ちるボールを待つのだった。

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虹16(プロフ) - 神居さん» 了解です(。ゝω・。)ゞ (2018年8月21日 21時) (レス) id: fcb9d85736 (このIDを非表示/違反報告)
神居(プロフ) - 虹16さん» あの、ぜひ石切ぱっぱと伽羅ちゃんたちとも絡ませて下さい……! (2018年8月20日 10時) (レス) id: 483d5ecd7e (このIDを非表示/違反報告)
虹16(プロフ) - 桃兎さん» コメントありがとうございます!更新頑張ります! (2018年8月8日 20時) (レス) id: fcb9d85736 (このIDを非表示/違反報告)
桃兎(プロフ) - 薬研がかぁいすぎてしんどいです!!更新楽しみに待ってます!! (2018年8月8日 17時) (レス) id: 050cf08f0a (このIDを非表示/違反報告)
虹16(プロフ) - 瑠璃さん» コメントありがとうございます!分かりました!私も轟くんと鶴丸と三日月が好きなので絡ませますね!そして心配まで...ありがとうございます(´˘`*) (2018年7月26日 22時) (レス) id: fcb9d85736 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:虹16 | 作成日時:2018年7月16日 15時

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