第35Q 彼氏 ページ36
朝日奈side
ﾊﾞｼｯ…
酷く痛々しい乾いた音がこの屋上に響く。
すーっと目を開くと男の拳は虹村君には無く虹村君の拳が男にヒットをしたと思う。
だって…男が倒れてるんだもん。
男「…っ」
貴方「お前が俺に勝てるとでも思ったの?
ハズレ。俺中学まで空手やってて黒帯だぞw
．
．
＿＿＿＿＿＿こう言うのもう辞めろよ。」
男「ヒィッ」
虹村君のトーンの低いドス黒い声に男は立ち上がりこの屋上から去っていった。
貴方「クズが…ﾎﾞｿｯ
そこの女。大丈夫か?何もされてないか?」
虹村君は怒った表情から急に優しい表情で私を心配していた。
朝日奈「ぇ…あ、はい。」
急に話しかけたのでビックリして声が裏返ってしまった。
貴方「そりゃ良かったw
また、困った事があったら俺に頼ってくれよ?
別の男だったらお前に何すっか分かんねぇからな」
そう言って私の頭を撫でる。
良く見ると本当に顔整ってるなぁ…カッコイイし。
こんなぁ彼氏欲しいなぁ…
ん?“彼氏”?!
朝日奈「///ﾎﾞﾝｯ」
貴方「うわっ?!顔真っ赤だぞ!?大丈夫か?!」
朝日奈「はい//」
貴方「いや、ダメだろ?!保健室行こ!」
朝日奈「いや?!大丈夫です!」
貴方「…じゃあ責めて、家に送ってく。
熱がある美人な女が1人とか危なすぎる。」
朝日奈「美人…?!」
私、こんなイケメンでカッコイイ人に美人って言われた…?!
でもこの人優しいから、お世辞なのかもしれない。
貴方「お前、部活に入ってねぇか?」
朝日奈「あ、はい。」
貴方「ちょっと待ってろ。」
そう言ってスマホを取り出しちゃちゃっと何かを打って「行こっか」と微笑んで私の手を掴んだ。
やばい、私…この人に惚れたかもしれない。
．
．
一方にバスケ部
相田「もう!虹村君遅いわね!委員会があったとしても遅すぎよ!」
日向「でも、あいつ程のバスケ馬鹿が休むとかありえねぇし」
黒子「そうですね。中学では一度も休んだ事ないですよ?」
相田、日向「うわっいつの間に!?」
黒子「さっきです。」
火神「ぁ…カントク!A休むらしい!…です。」
相田「はぁ?!」
火神「何か、助けた女。熱があって送って行くらしい!…です」
黒子「虹村君らしいですね。送っていくとか…」
相田「まぁ良いわ。人助けだもの…
言うと思ったか!明日彼奴の練習だけ２倍にしてやる…!!」
黒子、火神「(ドンマイだな)」
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虹16(プロフ) - オタクですが、何か？さん» 本当だ…。間違いを教えてくれてありがとうございます (2017年2月18日 13時) (
レス) id: 58fa946e65 (このIDを非表示/違反報告)
オタクですが、何か？ - ６時５０分から７時１０分の事なんですが、２０分ではなく、３０分になってますよ？ (2017年2月18日 12時) (レス) id: a02839de49 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ飴(プロフ) - (笑) はい！応援してるです(*｀･ω･)ゞ! (2017年2月13日 20時) (レス) id: f3ef866b85 (このIDを非表示/違反報告)
虹16(プロフ) - リンゴ飴さん» そうですか?!…自分じゃないのに嬉しい←可笑しい奴 (2017年2月13日 18時) (レス) id: 58fa946e65 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ飴(プロフ) - ヤベぇ…夢主かっこよすぎ… (2017年2月12日 23時) (レス) id: f3ef866b85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：虹16 | 作成日時：2016年11月29日 21時
