【ヒロアカ】感情表現 (ページ6)

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4.emotion ページ6

私が男の子と出会ったのは4歳の頃だった。

私は、お母さんと一緒に公園に来ていた。

ブランコ乗ったり、滑り台やったり色々遊んでた時、男の子と出会った。

男の子は、一人砂場の場所で何かをしていた。

私は近寄って男の子に話しかけた。

「何してるの？」

男の子はビックリしたのか、目を見開いて私を見ていた。

「えっ…えと…」

「あっ！おやまさん作ってるの？Aも一緒に入れて！」

笑顔で私はそう言った。

「……！！うん！」

少し驚いた顔をしていたが、すぐに笑顔になり男の子は頷いて言ってくれた。

そして何分間か砂を固めておやまが完成した。

「完成したね！」

「うん！Aちゃんが手伝ってくれたおかげだよ」

「あれ、なんでAの名前知ってるの？」

「えっ？だってさっきAちゃん名前言ってたよ」

「あっ、そっか！えへへ…Aうっかりさん」

頭を掻きながらそう言った。

「僕、轟焦凍！あの……トモダチになってくれる？」

「うん、いいよ！トモダチになろう！私、勘定Aです。よろしく焦凍君！！」

その日以来、私達は一緒に遊ぶことか多くなった。

お母さん達も仲良くなって、よくお喋りをしていた。

「焦凍君、次何して遊ぶ？」

「うーん、鬼ごっこしよう！」

「いいよ！じゃあ焦凍君鬼ね！」

「よーし、捕まえるぞ！」

なーんて鬼ごっこやったりしたな…

ブランコに乗りながら私は、昔の事を考えていた。

やば…もうそろそろ暗くなる。帰らないと

私は立ち上がり、歩き出そうとした時……

誰かに腕を掴まれた。

「え……？」

後ろを振り向くと

ここで一緒に遊んだ、彼が立っていた。

「A……だよな？」

私は、久しぶりに幼馴染に会いました。