【ヒロアカ】感情表現 (ページ3)

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1.emotion ページ3

今日は雄英高校登校日。
別にヒーローになりたいってわけじゃないのにな。

お母さんに「行きたい高校無いなら雄英高校にしたら？」って進められて行くハメになってしまった。

普通に地元の高校選べば良かったな…

まぁ…第一志望がなかったから決めるのには良かったのかなとは思ってる。

何よりヒーロー育成の学校とはいえ普通科があるのに安心を抱く。

まぁそんな事を考えながら朝ご飯を食べていた。

「ほら、いつまでダラダラ食べてるの。もうそろそろ学校に行く準備しなさい」

お母さんが置いてあったお皿を持ち台所へ移動しながら言った。

「ふぁ～い…」

私は最後のパンを一口で平らげた。
そして牛乳を一気飲みして二階へと移動した。

今日から新しい制服を着るので緊張している。

「おぉ…やっぱり雄英の制服は可愛いね」

ハンガーに掛かっているブレザーを持ち、鏡で似合ってるか試してみた。

「…やっぱり私には似合わないか」

と、ネガティブ発言を言いパジャマを脱いで制服に着替え始めた。

身支度を整えて、鞄を持ち玄関へ向かった。

「A！」

後ろからお母さんの声がし、振り向いた。

「高校、頑張って来なさい！」

ガッツポーズをしながらお母さんは行った。

そして私はこう言った。

「うん、行ってきます」

私は笑顔で言い、靴を履き玄関の扉を開け外に出た。