絶対に譲れない - 白竜 ･ シュウ ページ7
．
神の楽園、
_______通称、ゴッドエデン。
私は今ゴッドエデンにいる。
あの千宮路の娘だからである。
勿論、選手ではなく、マネージャー。
ゼロのマネージャー。
．
「A先輩、ドリンク」
「A先輩、タオルくださーい」
練習の合間に白竜とシュウが同時に駆け寄ってくる。
相変わらず息ピッタリだな、と思いつつ。
「シュウ…
俺から先だ！」
「そっちこそ何言ってんの？
退いてよ、邪魔」
白竜とシュウが、どっちが先に私に貰うかで争っている。
「白竜、シュウ！
喧嘩はしちゃダメって言ってるでしょ。」
ハイ、とドリンクもタオルも渡す。
「ちぇっ
白竜のせいで…」
シュウは気に食わなさそうにブツブツ文句を言った。
「フン、貴様に独り占めされても困るからな！」
「よく言うよ、ほんと…
君の方がよっぽど独り占めしてるくせに。」
「なんだと？！」
短気な白竜は直ぐ怒った。
「だーかーら、」
「じゃあ、A先輩。
僕と白竜なら、どっちを選ぶ？」
と、私の止めの一句を遮って聞いてきた。
「え、え、」
「当然、俺だろ、
そうだろ、A先輩」
「白竜うるさいなぁ
A先輩は僕を選ぶに決まってるね」
どっちか、なんて選べない。
二人とも大好きだから。
「私は…
どっちも、好き、だよ。」
白竜とシュウは固まると、
顔を見合わせ、ニヤッと笑い、
「ふーん？
A先輩って意外とビッチ？」
恐ろしい言葉を口に出す、シュウ。
「なっ、なわけないでしょ！！」
「じゃあ、Ｍってことか？
そんなに俺らにかまって欲しいんだな」
ニヤニヤしながら近づく白竜とシュウ。
「あ、ちが、話をとにかく、」
「あー、もー本当に可愛い
_______食べちゃいたいくらい、ね」
シュウが怪しく笑う。
「俺を誘ってるのか？
_______そんなんじゃ襲われるぞ、A先輩」
「ひ、ヒィイ！
ご、ごめんなさいいいい！」
私はダッシュで逃げた。
．
絶対に譲れない 2 - 白竜 ･ シュウ→←迎えに行くから 2 - 円堂守
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みーたん - はじめましてみーたんです！リクエストなんですけど狩屋と剣城がそれぞれ話が違いますけどドSになってるのを書いて欲しいと思っています！ (2015年12月28日 3時) (
レス) id: 6720750485 (このIDを非表示/違反報告)
御津(プロフ) - 無 線 L A Nさん» そうですか…分かりました。いえいえ、此方こそ無理な事言ってしまいすいません。短編集頑張って下さい＾＾ (2015年10月3日 18時) (レス) id: 96c409f13d (このIDを非表示/違反報告)
無 線 L A N(プロフ) - 御津さん» すいません、やはりフラグをたてたくはないですし、B.Lは書いたことがないので、別の方に頼んでもらってもよろしいでしょうか？ご希望に添えずに申し訳ないです。すいません。 (2015年10月3日 16時) (レス) id: 5cebbed651 (このIDを非表示/違反報告)
御津(プロフ) - 作成されましたら、連絡して下さいお願いします (2015年10月3日 11時) (レス) id: 96c409f13d (このIDを非表示/違反報告)
御津(プロフ) - 無 線 L A Nさん» ハイ、それで構いません。よろしくお願い致します (2015年10月1日 18時) (レス) id: 96c409f13d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lan | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/shirano/
作成日時：2015年7月27日 16時
