決断 ページ43
時間は20時半を過ぎると
「悠、離れたくないけど(笑)そろそろ帰ろうかな。俺が家出たらすぐ鍵しめて。」
玄関で滉は両手をひろげて、「悠、おいで」と言った。
滉に抱きつき背中に手を回す。
滉は優しく抱きしめて
「今、悠にパワー送ってるから(笑)そして、俺もパワーもらってる」と笑った。
「じゃあ、またね悠」
外まで見送ろうとしたら、危ないから玄関までねと言われ、またすぐに鍵をしめるように言われた。
滉に心配しすぎだよと言うと、悠に何かあったら嫌だからさと言われた。
滉を見送って鍵をしめた。
無意識に指で唇を触った。
滉とキスしたんだ。
思い返して、口角があがる。私、ひとりでニヤニヤして気持ちわるいな(笑)
後日、監督や学校の先生、両親と何度も話をして推薦で某国立大学に行くことに決めた。そこなら、勉強もできるし、バレーボールもいい環境で続けていける。もう少し、両方頑張ってみて、ゆっくり自分の将来を考えようと思った。モヤモヤしていた心が晴れやかになった。
ただひとつだけ、不安なことがあった、、、。
滉と話したいな。
滉にLINEで『明日会えないかな？』と聞いた。
「いいよ！練習後でもいい？遅くなるかもしれないけど大丈夫？」
滉、キャプテンだしいろいろ忙しいよね。
『ごめん。また、今度時間ある時で大丈夫だよ！』
「本当にゴメン。明後日は早めに上がれる日だから。練習見に来る？一緒に帰ろうよ！」
『わかった。学校終わったら、行くね！』
早く滉に会いたいな。
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ありさ(プロフ) - すみれさんはじめまして。作品読ませて頂きました！すごくほっこりできて一気に世界観に引きこまれました☺︎よろしければ続きのパスワードを教えていただきたいです。 (4月13日 19時) (
レス) @page50 id: 95980270be (このIDを非表示/違反報告)
かおる(プロフ) - とても素敵な作品をありがとうございます！続きを読みたいのでメッセージ送らせていただきました。 (2月21日 21時) (レス) @page50 id: d4b646e599 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - まる 。さん» メッセージを送らせて頂きました。ご確認お願いします。 (2月20日 21時) (レス) id: e1f9dffb10 (このIDを非表示/違反報告)
まる 。(プロフ) - はじめまして！コメント失礼いたします。とても楽しく読ませていただき、ぜひとも続きを読みたいため、よろしければパスワードお伺いしたいです。 (2月20日 16時) (レス) id: 12f8865480 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - Unaさん» メッセージを送らせていただきました。ご確認お願いします。 (2月18日 16時) (レス) id: e1f9dffb10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すみれ | 作成日時：2023年2月10日 10時
