好き ページ12
合格発表の日。
受験番号、、、あった。
合格したんだ。
深く息を吸い込んで吐く。
滉に報告したい。
学校にも報告に行かないといけないから
その時に滉にも報告しよう。
職員室に入って先生に合格の報告をした後、教室へ。
教室はお昼休み中。
滉がいない。
仲良しの友だちの莉子に合格を伝え
滉は？って聞くと
「悠！おめでとう！
滉、さっき後輩の女子に呼び出されて
みんなに冷やかされながら教室出て行ったよ(笑)」
『そっか(笑)』
自分の席に座り
ボーッとしていると莉子が空いている
隣の滉の席に座って話しかけてきた。
「ねぇ、悠と滉って本当に付き合ってないの⁈」
『付き合ってないよー(笑)』
「そっかー。何か2人見てると
好き同士にしか見えないからさ。
まー付き合うのも時間の問題的な(笑)
でも、滉モテるよ。
きっと今のも告白の呼びだしだと思う。
滉が悠以外の告白にOKするとも思えないけど。」
そんな話しをしていると
「悠ー」
急に名前を呼ばれた。
顔あげると、笑顔の滉。
莉子はどうぞーと言って
椅子から立ち上がり自分の席へ。
『滉、合格したよ！』
そう伝えるとニコニコ笑顔で
手のひらを私に向けてハイタッチを求めてきた。
滉の手のひらに自分の手のひらを合わせて
ハイタッチをする。
「おめでとう！
悠の努力が報われてよかった。
悠は努力の天才だな(笑)」
『ありがとう！
たくさん励まして、助けてくれて本当に
ありがとう！
滉にいい報告出来てよかった。』
目を合わせて笑いあってると、
莉子が「2人の世界のところ申し訳ないけど(笑)
滉、またお呼びだしですよ(笑)」
廊下に目を向けると前に図書室で会った
1年生の陽菜ちゃんだった。
滉は莉子に
「おー。」って返事をして廊下へ。
仲良さそうに陽菜ちゃんと滉は廊下を歩いて行って
教室からは2人の姿が見えなくなる。
莉子は再び滉の席に座って
「悠。悲しそうな顔だよ。
滉に気持ち伝えなくていの？
高校は離れ離れになるんでしょ。
後悔しないの？」
『私滉のこと、好き⁈なのかな。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 67人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ありさ(プロフ) - すみれさんはじめまして。作品読ませて頂きました！すごくほっこりできて一気に世界観に引きこまれました☺︎よろしければ続きのパスワードを教えていただきたいです。 (4月13日 19時) (
レス) @page50 id: 95980270be (このIDを非表示/違反報告)
かおる(プロフ) - とても素敵な作品をありがとうございます！続きを読みたいのでメッセージ送らせていただきました。 (2月21日 21時) (レス) @page50 id: d4b646e599 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - まる 。さん» メッセージを送らせて頂きました。ご確認お願いします。 (2月20日 21時) (レス) id: e1f9dffb10 (このIDを非表示/違反報告)
まる 。(プロフ) - はじめまして！コメント失礼いたします。とても楽しく読ませていただき、ぜひとも続きを読みたいため、よろしければパスワードお伺いしたいです。 (2月20日 16時) (レス) id: 12f8865480 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - Unaさん» メッセージを送らせていただきました。ご確認お願いします。 (2月18日 16時) (レス) id: e1f9dffb10 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：すみれ | 作成日時：2023年2月10日 10時
